----これって、何年か前に大ヒットした
『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の続きだよね。
“寅さん”みたいにシリーズ化するの?
「いや、さすがにそれはないと思うけど…。
今回は、3Dということ、
そして年代が、前作から5年後ということ。
このふたつがポイントだね」
----3Dってアクション映画とかSFの専売特許って感じがしていたけど、
こういうドラマでは珍しいよね。
効果はどうだった?
「う~ん。
もっとも効果的だったのは、
オープニングの東京タワーかな。
真俯瞰で捉えられたタワーも先端が
観客席に突き出してくるんだ。
このシリーズは今や国民的な映画に。
ふだんは映画を観ない人も、
これで初めて3D鑑賞というケースもあるだろうし、
けっこう驚きを持って迎えられるんじゃないかな」
----おっ。好意的だニャあ。
「ただ、
スクリーンの明度が低いのはちょっとね。
話としては、前向きな中身だけに、
これは改善の余地ありだね」
----その“前向きな中身”って?
「それを話す前に、
さっきのもうひとつのポイントに戻るね。
この映画の原作、西岸良平の漫画では、
一平(小清水一輝)や淳之介(須賀健太)はずっと小学生のまま
『うる星やつら2★ビューティフル・ドリーマー★』じゃないけど、
登場人物は歳を取らず、
さまざまなエピソードが三丁目で繰り広げられる。
ところが、本作では東京オリンピックが開かれた昭和39年に設定」
----その“昭和39年”というのがミソなんだね?
「そういうこと。
劇中の宅間先生(三浦友和)の言葉を借りれば
『今はみなが上を目指している時代』。
だが、六子(堀北真希)が恋する医師・菊池(森山未來)の生き方を例えに、
『幸せとは、お金持ちになるとか出世するとか、
そういうことだけじゃない』と語る」
----えっ、六子の恋の話が出てくるの?
しかも、相手を演じるのが森山未來…。
「そうなんだ。
彼は、人の喜ぶ顔を見るのが嬉しいと言う。
これが、この映画が、現代に向けて放っているメッセージ。
今回は、この六子と菊池のエピソード、
そして茶川竜之介の連載が休止になったことと、
それに絡む淳之介との関係が大きな軸になっている。
あっ、そこに竜之介を勘当した父・林太郎(米倉斉加年)の話も。
そうそう、大森南朋が編集者の役で出ていることも話しておかなくちゃ」
----堤真一、薬師丸ひろ子、小雪ももちろん出ているんだよね?
「もちろん。
なかでも、薬師丸ひろ子の『シェーッ』は見モノ。
『はつ恋』では田中麗奈も見せてくれたけどね」
----セットとか小道具も楽しみ。
「それはこの映画の軸だからね。
挙げだすときりがないけど、
個人的には加山雄三『ハワイの若大将』、植木等『お呼びでない』『あなたの息子を信じなさい』
夢の超特急、ベンチャーズのテケテケ、パプリカ、
VANジャケット、カラーテレビで白黒放送…
こんなところかな。
これ、思い出したら、またここに追加しようっと…」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「マンネリになってもいいから“寅さん”のようにシリーズ化すればいいのにニャ」
※それは予算が違いすぎる度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の続きだよね。
“寅さん”みたいにシリーズ化するの?
「いや、さすがにそれはないと思うけど…。
今回は、3Dということ、
そして年代が、前作から5年後ということ。
このふたつがポイントだね」
----3Dってアクション映画とかSFの専売特許って感じがしていたけど、
こういうドラマでは珍しいよね。
効果はどうだった?
「う~ん。
もっとも効果的だったのは、
オープニングの東京タワーかな。
真俯瞰で捉えられたタワーも先端が
観客席に突き出してくるんだ。
このシリーズは今や国民的な映画に。
ふだんは映画を観ない人も、
これで初めて3D鑑賞というケースもあるだろうし、
けっこう驚きを持って迎えられるんじゃないかな」
----おっ。好意的だニャあ。
「ただ、
スクリーンの明度が低いのはちょっとね。
話としては、前向きな中身だけに、
これは改善の余地ありだね」
----その“前向きな中身”って?
「それを話す前に、
さっきのもうひとつのポイントに戻るね。
この映画の原作、西岸良平の漫画では、
一平(小清水一輝)や淳之介(須賀健太)はずっと小学生のまま
『うる星やつら2★ビューティフル・ドリーマー★』じゃないけど、
登場人物は歳を取らず、
さまざまなエピソードが三丁目で繰り広げられる。
ところが、本作では東京オリンピックが開かれた昭和39年に設定」
----その“昭和39年”というのがミソなんだね?
「そういうこと。
劇中の宅間先生(三浦友和)の言葉を借りれば
『今はみなが上を目指している時代』。
だが、六子(堀北真希)が恋する医師・菊池(森山未來)の生き方を例えに、
『幸せとは、お金持ちになるとか出世するとか、
そういうことだけじゃない』と語る」
----えっ、六子の恋の話が出てくるの?
しかも、相手を演じるのが森山未來…。
「そうなんだ。
彼は、人の喜ぶ顔を見るのが嬉しいと言う。
これが、この映画が、現代に向けて放っているメッセージ。
今回は、この六子と菊池のエピソード、
そして茶川竜之介の連載が休止になったことと、
それに絡む淳之介との関係が大きな軸になっている。
あっ、そこに竜之介を勘当した父・林太郎(米倉斉加年)の話も。
そうそう、大森南朋が編集者の役で出ていることも話しておかなくちゃ」
----堤真一、薬師丸ひろ子、小雪ももちろん出ているんだよね?
「もちろん。
なかでも、薬師丸ひろ子の『シェーッ』は見モノ。
『はつ恋』では田中麗奈も見せてくれたけどね」
----セットとか小道具も楽しみ。
「それはこの映画の軸だからね。
挙げだすときりがないけど、
個人的には加山雄三『ハワイの若大将』、植木等『お呼びでない』『あなたの息子を信じなさい』
夢の超特急、ベンチャーズのテケテケ、パプリカ、
VANジャケット、カラーテレビで白黒放送…
こんなところかな。
これ、思い出したら、またここに追加しようっと…」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「マンネリになってもいいから“寅さん”のようにシリーズ化すればいいのにニャ」
※それは予算が違いすぎる度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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