ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ニューイヤーズ・イブ』

2011-12-13 23:53:30 | 新作映画
(英題:New Year's Eve)




----これって、ニャんだか想像ついちゃうよね。
何組かの物語が同時進行するってヤツでしょ。
「そうそう。
『ラブ・アクチュアリー』以来、定番になったよね。
つい、2年前にも同じゲイリー・マーシャル監督『バレンタインデー』というのもあったし…。
この手の映画の常として
オールスター・ムービーの形を取り、
そして最後にみんな
なんらかの幸せを掴むというのが
もう決まった流れだね」

----つまり、安心して観られるってことだね。
今回の顔ぶれを見ると
一気に若返ったような気もするけど…。



「うん。
アビゲイル・ブレスリンまで出ているしね。
大物と言えば、
ロバート・デ・ニーロミシェル・ファイファー
それにヒラリー・スワンクくらい。
あとは、ザック・エフロンだのアシュトン・カッチャーだの、
演技派というよりイケメンのスターガスクリーンを賑わせ、
さらにはサラ・ジェシカ・パーカーのように、
テレビでの人気の方が上回る女優、
そしてジョン・ボン・ジョヴィまでロックスター役で出て、
まさにお祭り騒ぎ」




----ほんとだ。
みんなではしゃいでいる感じ。
「うん。
でも、それでいいのかもねこういうイベントムービーは…。
365日の中でも、
年が改まり、みんなだハッピー・ニュー・イヤーを言いあう特別な日。
それもタイムスクエアガーデンのカウントダウンを軸に話が進むんだから、
その浮かれたところが映画の空気にあっている。
映画は、そんな彼らが織りなすいくつかのエピソードが
交互に紹介されながらクライマックスへと突き進む。
いわばニューヨークというホテルを舞台ん敷いた
グランドホテル形式の映画。
そしてこれは
『バレンタインデー』を引き継いだ手法でもあるんだけど、
最後になって
この人の娘は誰か?
この人が会う約束をしたのは誰か?
という、いくつかの意図的に隠された関係が
クライマックスで一気に明らかになる」

----ニャるほど、パターン化してきたニャあ。
「そういうこと。
でも、そうなると、
今度はこちらはそのパターンを頭に入れて
関係性を推理しながら映画を楽しめばいいわけで、
あと、いくつアメリカのイベントとなる日があるかは知らないけど、
まだ、何本かは作られそうだね。
うきうきするのは間違いないからね。
次はイースターかもね」


                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「でも、その日が終わったら、映画館はどうなるのかニャ」小首ニャ

※劇中には映画の『バレンタインデ―』も出てくる度

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