----ちょっと遅いよ。
この映画、もう昨日始まっているじゃニャい。
「ごめんごめん
東宝の映画って、次々に公開されて
ちょっと話すのが追いついていかないんだ。
しかもそれに加えて、これは完成したのが公開間近だったからね」
----ふうん。そういうことか。
この映画って、きつねを追っていた少女が森の中に迷い込み、
不思議な水たまりに手を入れると、
異世界に引きずり込まれるって話だよね。
どことなく『ふしぎの国のアリス』って感じ…。
「そうだね。
ヒロイン・遥をその不思議な世界に連れて行く“テオ”も、
実際はきつねではなくて、
きつねのお面をかぶっているだけ。
どちらかというと、うさぎみたいな生き物だしね」
----その不思議な世界がホッタラケの島ってわけだね。
ところでホッタラケって、どういう意味ニャの?
「ほったらかしみたいなニュアンスかなあ。
その島は、人間が忘れてほったらかしにしたものでできているんだ。
遥は、そこで子供のころに亡くなってしまった母親の形見の手鏡を探す。
簡単に言えば、これはそういうお話だね。
そこには、男爵という、人間の機械文明に憧れて
独自の世界を築いている悪者がいる。
男爵は、ある目的のため鏡をたくさん集めていて、
その中でも最も重要な役割を果たすのが、遥の探している手鏡」
----「かくして、遥の大冒険が始まる!」というわけだね。
「うん。
その中でもうひとつ、重要な役割を果たすのが、
遥が幼いころに持っていた羊の人形コットン。
いつしか、忘れ去られ、やはりここに連れてこられたコットンとの再会が、
この映画のドラマチックな部分でのハイライトかな」
----う~ん。でも、その話、どこかで聞いたことがあるような…。
分かった。『トイ・ストーリー2』だ。
あの映画も、忘れさられたおもちゃたちの怒りと悲しみが軸となっていた。
「ぼくもそれを思い出したね。
同じCGアニメだし。
さてこの映画、
最初の舞台は武蔵野ということになっている。
自然部分は2Dで描かれ、どちらかというと水彩画っぽい。
一方、人間はもちろんのこと、
ホッタラケの島のパートは3DCGで描かれ、
思いっきりイマジネーションに富んだ世界を展開する。
色調も日本映画とは思えないほどポップでカラフル。
しかもパステルカラーがほどよく使われている。
そういう意味では、なかなか見ごたえあった。
ただ、もうそろそろ『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の呪縛からは脱してほしいな」
----どういう意味?
「地下世界を行くのに、
必ず狭いレールの上をトロッコのようなものに乗って進む。
これだけはもう見飽きた。
だれか、まったく違うイマジネーションを出してくれないかなあ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンも、コットンにはなりたくないのニャ」
それは大丈夫だ度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
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この映画、もう昨日始まっているじゃニャい。
「ごめんごめん
東宝の映画って、次々に公開されて
ちょっと話すのが追いついていかないんだ。
しかもそれに加えて、これは完成したのが公開間近だったからね」
----ふうん。そういうことか。
この映画って、きつねを追っていた少女が森の中に迷い込み、
不思議な水たまりに手を入れると、
異世界に引きずり込まれるって話だよね。
どことなく『ふしぎの国のアリス』って感じ…。
「そうだね。
ヒロイン・遥をその不思議な世界に連れて行く“テオ”も、
実際はきつねではなくて、
きつねのお面をかぶっているだけ。
どちらかというと、うさぎみたいな生き物だしね」
----その不思議な世界がホッタラケの島ってわけだね。
ところでホッタラケって、どういう意味ニャの?
「ほったらかしみたいなニュアンスかなあ。
その島は、人間が忘れてほったらかしにしたものでできているんだ。
遥は、そこで子供のころに亡くなってしまった母親の形見の手鏡を探す。
簡単に言えば、これはそういうお話だね。
そこには、男爵という、人間の機械文明に憧れて
独自の世界を築いている悪者がいる。
男爵は、ある目的のため鏡をたくさん集めていて、
その中でも最も重要な役割を果たすのが、遥の探している手鏡」
----「かくして、遥の大冒険が始まる!」というわけだね。
「うん。
その中でもうひとつ、重要な役割を果たすのが、
遥が幼いころに持っていた羊の人形コットン。
いつしか、忘れ去られ、やはりここに連れてこられたコットンとの再会が、
この映画のドラマチックな部分でのハイライトかな」
----う~ん。でも、その話、どこかで聞いたことがあるような…。
分かった。『トイ・ストーリー2』だ。
あの映画も、忘れさられたおもちゃたちの怒りと悲しみが軸となっていた。
「ぼくもそれを思い出したね。
同じCGアニメだし。
さてこの映画、
最初の舞台は武蔵野ということになっている。
自然部分は2Dで描かれ、どちらかというと水彩画っぽい。
一方、人間はもちろんのこと、
ホッタラケの島のパートは3DCGで描かれ、
思いっきりイマジネーションに富んだ世界を展開する。
色調も日本映画とは思えないほどポップでカラフル。
しかもパステルカラーがほどよく使われている。
そういう意味では、なかなか見ごたえあった。
ただ、もうそろそろ『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の呪縛からは脱してほしいな」
----どういう意味?
「地下世界を行くのに、
必ず狭いレールの上をトロッコのようなものに乗って進む。
これだけはもう見飽きた。
だれか、まったく違うイマジネーションを出してくれないかなあ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンも、コットンにはなりたくないのニャ」
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