ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『マーリー・世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

2009-01-28 22:31:18 | 新作映画
「どうも、動物の映画というのは喋りにくいもの。
だから、この映画もフォーンが寝ている間にチャチャッと。
これは、そのキャスティング、
オーウェン・ウィルソンジェニファー・アニストンを見ても分かるように、
明るいファミリー・ムービー。
最初は、コメディタッチで始まり、このまま進むのかなと思ったら、
最後は、動物映画につきものの、悲しいお別れがある。
全米では昨年のクリスマス・シーズンに公開されたようで、
すでに大ヒットを記録。
隣の席の大先輩いわく
『アメリカでもこんな映画作るんだ…』と驚きながらも、
『日本でも当たるのではないか』とのこと。
しかし長い。なんと2時間近くある。
『でも、退屈はしなかったですよね』。
(実は途中、少し欠伸をかみ殺したのだったが…)
『そういえば、犬を飼っている知人がこの映画を怒っていました』と、ぼく。
『その人は、犬にいろんなことをさせているのが
許せなかったんでしょうね。
アメリカは、動物になんでもさせるから』。
確かに、海の中でのウンチングポーズなど、
もしこんなことを猫にさせていたらぼくも怒ったかも知れない。
だが、映画の内容はよくよく考えると
裏、いや明るいからこちらが表か。
もう一つの『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
犬を飼い、赤ちゃんが次々と生まれ、
ヒロインが最初に抱いていた人生の計画は次々と壊れていく。
途中、『その犬、どこかにやって!』と
ヒステリックになるところも…。
だけど、観るのが忍びないほど痛かったあの夫婦とは違い、
こちらの夫婦は現実を受け入れる方向へと舵を切っていく。
そうそう、映画の最後の方でいい言葉が出てくる。
その中身は(正確ではないけど)
『動物は人間と違って、家や自動車やブランドにあれこれ言わない』
というようなもの。
-----早くフォーンに会いたくなったのは言うまでもない」


                   (byえい)

フォーンの一言「起きてたニャ。監督は『プラダを着た悪魔』デヴィッド・フランケルなのニャ」ご不満


※原作はベストセラーになったコラムだ度

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