ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『7つの贈り物』

2009-01-22 22:59:04 | 新作映画
(原題:Seven Pounds)

※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただくことをオススメ。



----このタイトル、どこかで聞いたような…。
ん?デジャ・ヴかニャあ。
「いや、そうじゃないと思うよ。
ほら2年前に公開された
ウィル・スミス主演のヒューマン・ドラマ。
あれの邦題が『幸せのちから』
タイトルから受ける印象がそっくり」

----ああ。だからか。
この映画、あれと共通項はあるの?
「監督が同じガブリエレ・ムッチーノ。
しかし、それにしてもこれは喋りにくい映画だ。
観終わった後、『なに喋ってもネタバレになる』と
宣伝関係の人に話していた人がいたけど、
ほんとうにそのとおりだわ」

----どんな話ニャの?
「う~ん。それさえも言いにくい。
冒頭、いきなり
ウィル・スミスが電話して救急車を呼んでいる。
『自殺者がいる。それはぼくだ』。
もう、それだけである程度推測つはいちゃうけどね。
彼は、7人の人を選び出して、
その人の人生を変えてしまう
ビッグな贈り物をしていく。
その一方で、モーテルを借りて、
世界一の猛毒を持つクラゲを飼う。
映画は、そんな彼の現在の暮らしの中に
過去の日々をフラッシュバックさせていく」

----ふうん。ちょっとミステリーっぽいニャあ。
で、どうなるの?
「だから言いにくいんだって。
プレスには、なんと
WARNING!
結末で、ある秘密が明かされます。
まだ映画を観ていない人には、
決して話さないでください』とまで書いてある。
後で考えたら、この原題さえも意味があって、
それについて、
自分が思うことをちょっと語ってもこれまたネタバレになっちゃいそう。
ということで、ゴメン。
何も言えない」

----あらあら。
でもほら、ニャにかあるでしょ?
音楽がいいとか、映像がきれいとか?
「じゃあ。無難なところで。
音楽はベネズエラ出身のアンジェロ・ミィリ
アメリカ・オフィシャルのサイトにいけば、
悲しい旋律が流れていて胸を締め付けるよ」

----悲しい旋律?
「あらら、これも言っちゃいけなかったかな。
見た後に聞くと、よけいに胸にグッとくるんだ。
あとは盲目の男を演じるウディ・ハレルソン
これまでとはまったく違う役柄かなあ。
あっ、もうこれだけは言ってしまおう。
さっき話した原題。
ぼくはこれはシェークスピアのある喜劇の
キーワードに関係があると思うんだけど…」



           (byえいwithフォーン)


フォーンの一言「よく分からないニャあ」悲しい

※グレイハウンドのエピソードには驚いた度

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