ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『Life 天国で君に逢えたら』

2007-08-12 22:02:40 | 新作映画
----この映画って、8年間ワールドカップに出場し続けたという
実在のプロウインドサーファー、飯島夏樹がモデルって聞いたけど…?
「うん。ここでは
彼がなかなかレースに勝てずに
寝る場所や食事にこと欠きながら世界を“どさ回り”していた貧乏な時代から
初のワールドカップ優勝、
10年後下り坂のなかで彼を襲った肝細胞ガン、
さらにはそれに起因する鬱病とパニック症候群の併発、
そして死までを描く」

----ふうむ。
こういう実話ベースの、しかも難病映画って語りにくいでしょ?
「そうだね。
出来の善し悪し、
その判断基準をどこに求めたらいいか…?
実話だけに、お話がおかしいというわけにはいかないし、
ここが実際とはあ違うというのも的外れ」

----じゃあ、どうするのよ?
「最初はスルーしようかと思ったんだけど、
それでもここは言っておきたいと思ったのが、
主人公の飯島夏樹に扮する大沢たかおの演技。
前半では、役者というよりサーファーそのもの。
まさしく海の男になり切ってみせる。
それでいて、病魔に襲われてからは
日に焼けた精悍さはすっかり鳴りを潜め、
青白い顔で心の病から抜けられなくなった男を演じてみせる。
俳優としての成長を感じたね」

----あらら、それだけ。
「う~ん。
ぼくにとってのこの映画の見どころは大沢たかお。
あっ、それとこれまで苦手だった伊東美咲もなかなか。
彼女はこういうスポーティな役の方が魅力的。
それと、ファンにとっては
哀川翔のウインドサーファーというのも楽しいかもね」



  (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「でも、人が死ぬ話はいやだニャ」悲しい

※湘南の海はやはり汚い度
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