ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ラッキー・ユー』

2007-05-15 13:58:00 | 新作映画
(原題:Lucky You)

----これってエリック・バナとドリュー・バリモアの共演だよね。
ちょっと変わった顔合わせって気がするけど…。
「うん。そうだね。
まずドリュー・バリモアだけど、
最近の彼女にしては珍しい
ラブコメでもなければアクションでもない生粋のドラマ。
一方のエリック・バナも『トロイ』などのイメージが強いだけに、
べガスのギャンブラー、ハック・チーバーと言うこの役は
意表をついている」

----ふうん。ギャンブラーの物語と言ったら
ジョディ・フォスターとメル・ギブソン『マーヴェリック』が思い浮かぶけど…。
「いや『マーヴェリック』とは違って、
ドリュー演じるビリー・オファーの方はギャンブルとは無縁。
別にふたりの駆け引きがあるわけじゃない。
もっともハックが2003年のポーカー世界選手権に出るための資金欲しさに
ビリーを騙してしまうことから、
彼女に見切りを付けられるなんて言うエピソードはあるけどね」

----確かロバート・デュバルも出てくるんだよね?
「彼が演じるのはハックの父親。
母親を捨てたことでこの父子は決別している。
ライバル同士として激しく火花を散らすふたりの姿も見どころだ」

----でもさ、ポーカーを知らないと
映画が分かりにくいってことニャい?
「うん。最低限のルールは知っておいてから観た方が無難だろうね。
『007/カジノ・ロワイヤル』では少ししか出てこなかったポーカー・シーンが
ここではクライマックスの大半を占めるからね」

----そう言えば、エリック・バナって『007/カジノ・ロワイヤル』の
ニュー・ボンドのオファーを蹴ったんじゃなかったっけ?
それでよかったのかニャあ。
「どっちが正解かは、
難しいところだけど、
この作品も映画としてはよくできていたと思うよ。
オープニング・エピソードも息が詰まるし……。
そうそう。大切なことを忘れていた。
この手の映画には珍しくエンドクレジットの後に、
爆笑エピソードがくっついている。
エンドクレジットではボブ・ディランのテーマ曲(?)も流れるし、
最後まで見届けた方がいいだろうね」




     (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「フォーンも一発あてるニャ」フォーン立つ


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