ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ダブリン上等!』

2005-01-22 21:43:35 | 新作映画
------このタイトルどうよ?
これだけで観る人が減っちゃうんじゃにゃいの?
「そうだよね。ぼく自身、試写に行くのに腰が引けてて、
結局、最終回まで延ばしてしまった。
この映画、いくつものエピソードをつなぎ合わせて
最後には見事にまとめるという
最近はやりのスタイルを取っているんだ」

------わかりやすく言うと?
「映画は、コリン・ファレル演じるチンピラが
レジのお金を強奪するシーンからスタート。
で、話はこの後、数珠つなぎに語られてゆく。
恋人をためそうとしてフラれてしまった男がいる。
ところが、その元恋人はさっさと家庭ある年上の男と不倫。
その夫に去られた奥さんは憂さ晴らしに行った出会い系バーで
ふられた男の友人と気が合い、関係を持つ。
一方、チンピラを追うバイオレントなデカと、
そのデカを取材しようとするTVディレクターがいて.......」

-----あ~あ、もうわからにゃい。
「そうだろうね(笑)。ただ、エピソードはまだまだ出てくる。
で、それらがピタッと収まるところに収まっていくんだ。
しかも、けっこうユーモアのセンスもあるものだから、
爆笑、爆笑、また爆笑だったね」

-------でも、それってオバカな笑いじゃにゃいの?
「いやいや、シチュエーションがもたらす笑い。
けっこう楽しめると思うよ。
そう、それとこういう映画って、
ラストをどう締めくくるかがけっこう難しいものだけど、
それも『あっ、このエピソードが残ってたか』と、
納得の終わらせ方をしてくれる。
さらに、エンドクレジットでも、
もう一つとんでもないオチを見せてくれるしね。
音楽のノリもいいし、かえすがえすもこのタイトルが惜しまれるな」

        (byえいwithフォーン)

※元気いい度


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