ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

「2004キネマ旬報ベストテン」

2005-01-09 22:59:00 | 映画
「今夜は『キネマ旬報ベストテン』の話でもしようかな」
-------にゃに?そのキネマ旬報って....。
「うん。日本でもっとも古くからある映画専門誌のこと。
だんだんと柔らかくはなってきてるけど、
やはり権威という面ではいちばんかな」

-------権威?いやな言葉だにゃあ。
「じゃあ、こう言い換えよう。
日本のアカデミー賞、またはカンヌ映画祭みたいなもの」

-------ちょっとムリがない?
「確かに(笑)。
でも、まあそういう<お祭り>だってこと。
ふだんは『キネ旬』は買わない僕だけど、
このベストテン号だけは、
古本屋で買ったのも含めてなんと40冊近く持ってる」

-------うわあ。オタクじゃない?
「それは言い過ぎだろう(笑)。
ま、それはともかくとして、今年は
【日本】(1)誰も知らない(2)血と骨(3)下妻物語
(4)父と暮せば(5)隠し剣 鬼の爪(6)理由
(7)スウィングガールズ(8)ニワトリはハダシだ
(9)チルソクの夏(10)透光の樹
【外国】(1)ミスティック・リバー(2)殺人の追憶
(3)父、帰る(4)オアシス(5)ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
(6)オールド・ボーイ(7)モーターサイクル・ダイアリーズ
(8)シービスケット(9)春夏秋冬そして春(10)ビッグ・フィッシュ
○監督賞=崔洋一○脚本賞=崔洋一、鄭義信
○主演男優賞=ビートたけし○主演女優賞=宮沢りえ
○助演男優賞=オダギリジョー○助演女優賞=YOU
○新人男優賞=柳楽優弥○新人女優賞=土屋アンナ
○外国映画監督賞=クリント・イーストウッド」

--------で、長年「ベストテン号」を見てきた上での感想は?
「日本映画に関して言えば、
例年になくバランスとれてると思う。
社会派あり、エンターテイメントあり、時代劇あり。
青春映画もあれば、官能的な大人の映画もある。
外国映画は、あいかわらずイーストウッド人気高しだね。
それとやはり目立つ韓国映画ってことかな。
なんと4本も入ってるんだもの」

--------個人賞は?
「やはり特筆すべきは新人女優賞の土屋アンナ。
『下妻物語』の彼女を観ると、
だれも文句言えなくなるよ」


(byえいwithフォーン)

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