ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

goto富山に旅立ち8

2020年11月20日 20時45分45秒 | 

散居村はひろい範囲で続いています。



西の方から東までずっと
散居村風の景色です。
こちらは西の方で、
金沢から見える医王山の
反対側が見えています。




という事は、医王山に登っている頃には
こんな景色を眺めているんですねえ。

若い時って何を考えて
生きていたのかなあなんて
思ってしまうことが
この頃多いですねえ。

そうそうこんな散居村って
やっぱり自治会とかあるんでしょうねえ。
でも隣との関係なんてのも
微妙に普通の地域とは
異なっているんでしょう。

隣に回覧持っていくわなんて言っても、
雪の季節じゃちょっと大変。
まあ道路は雪解けして
あるんでしょうが、
隣同士が協力し合って
なんてことはむつかしいに
違いないでしょうねえ。

展望台には大きな双眼鏡が
置かれてあります。
昔はこんなの有料だったけど、
ここは無料で眺められます。

覗いてみると、
うわ~大きく見えますねえ。
家の前の畑で作業をしている人
なんかも見えています。
これはすごいですねえ。
都会じゃ苦情が出るかもしれません。

こうして散居村の展望ができたので、
これもまた今回の旅の目標クリアですね。

さあでは山を下りて、
最後の目的地である
五箇山を目指しましょう。



旅館でいただいた羽咋市の
商品券は使ってしまいましたが、
まだ富山県内で使える商品券も
残っています。



昼食はその五箇山で券を使って
いただきましょう。

では砺波市から南砺市の方へ向かい、
庄川沿いを南下してゆきます。



今回の旅行でこの道が
一番長かったです。



山の中のくねくね道。
南向いて走っているのか、
それとも西向いて走っているのか、
何とも地形感が希薄なまま、
進んでいきます。



時折交通標識に五箇山なんかの
文字を見ながらなんですが、
時折その先の白川郷なんかと
混同してしまいがちです。
五箇山は富山の施設で
白川郷は飛騨高山の方の施設です。
間違わないように頭の中を
整理しながら進んでいきます。

一時間くらい車で走ったでしょうか。
やっと五箇山の集落に到着です。

五箇山の集落には何種類かあります。
相ノ倉合掌集落、萱沼合掌集落などです。
まず最初に相ノ倉に着きますが、
ここではクーポン券が
使える食堂が見つからないのと、
かなりガソリンが減っているので、
こんな山の中でいけるだろうかと
心配な状況です。

とりあえず次の萱沼集落に行くまでに、
スタンドを見つけて車も食事です。
ガソリン補給をしておきましょう。

小さなガソリンスタンドを
見つけてやっと補給。
ああこれでもう大阪まで帰れます。

そして萱沼集落に車をとめて
歩いて行くことにしました。



集落は谷底にあり、
駐車場に車をとめてエレベーターで
向かうことになります。

この時のその駐車場で
集落への入村料を払うような感じです。

真っ暗けのエレベーターで下がってゆき、
入村してゆきます。



集落内を見て回り、
クーポンの使える食堂を見つけたので、
少し遅いですが昼食にしましょう。



いただいたのは豪華そばです。

券はおつりが出ないんで贅沢します。
おそばにお豆腐セットまで
つけていただきました。



おいしかったなあ。

このあたりは世界遺産になっています。
なので合掌集落の景色を
写真にとったりしながら
じっくり見学してきましたよ。



さあこれで今回の旅の目標は
ほぼ果たしました。
できなかったのはマスずしを
食べなかったことかなあ。

でもまあGOTOトラベルという
お得な旅行を満喫することが
できてよかったです。

そのあと東海北陸自動車道を通り、
名古屋通過で名神高速、
阪和道を使って帰宅。

ほんとに楽しい二日間でした。

次はどこ行こうかなあと考えつつ、
goto富山の旅終了です。

 


goto富山に旅立ち7

2020年11月19日 21時35分45秒 | 

田舎道をどんどん進み、
砺波の方へと向かって行きます。

このあたりでは散居村が有名です。
各家々が屋敷林を持ち、
それが点在している村です。
屋敷林はカイニョと呼ばれ、
スギ、ケヤキ、竹などが植えられ、
強風や雪などから
家を守る役割ももっています。

そしてこの地域は、
農地の水の関係から
自分の家の周りに農地を
持つところから、ポツンポツンと
家が離れて存在しているので、
家が散らばっているので
散居村という形になっています。

砺波の中で散居村ミュージアムに
寄りました。



そこではなにか散居村の
講義をやっているようで、
教室の横にポツンと一人で
入っていったdoiron
参加者の注目の的に
なってしまいましたねえ。

こそこそッと展示室の方に移動し、
いろんな展示をみてきました。

写真展なんかもやっており、
その中に散居村の村々を
見下ろすような写真が
結構ありましたね。



昔の社会の教科書で眺めた
散居村の景色です。

こんな景色のとれる場所が
近くにあるんやなあと
資料で確認したら、
ここから車で走っていくと
スキー場があり、その奥で
展望台があるようです。

よしではそこへ行こうと
また教室の横をこそこそッと
通って車に向かいました。

ナビにその展望台の地名を入れ、
では出発です。
田んぼの中の道を抜けると、
おお~ここは見事なコスモス畑です。



ここでも車をとめて
撮影してゆきましょう。



結構お金がかかってますよねえ。
市がお金を出しているのかなあ。

写真もいっぱい撮りました。

そして道はここからどんどん
山の中へと入ってゆきます。
目的地はスキー場ですからね。

両脇にコスモスが植えられている道を
登ってゆきますと、
色鮮やかな斜面が見えてきましたよ。

砺波の方と言えばやはり
チューリップが有名ですね。



ここで5月に行われる
チューリップフェアは有名です。



こんな巨大なチューリップ
関連施設もありました。

でも今の季節は、
このコスモスがすごいですねえ。

山の方に行けば群落もある
という事なので、散居村展望台あたりで
そんな場所も探しましょう。



どんどん山の中に行き、
ここはスキー場?
という感じが雰囲気からしてきます。

そしてさらに上がってゆくと
道の両脇のコスモスが多くなってきます。

これはいいよーと走っていると、
ウワーありました、コスモスの巨大畑です。



スキー場の山の斜面が
すべてコスモスでおおわれています。



駐車場に車をとめて
歩いてゆきましょう。

観光客も結構いますねえ。
子供を連れた家族連れなんかも
多いようです。
これは写真撮影しないといけませんね、
でも平地のコスモスに比べたら
品種が違うのか色合いが薄いですねえ。

ついでに、観光している人にも
写真を撮ってもらいましたよ。

「遥かなるコスモスと華麗なdoiron

いいですねえ。
え、不気味ですか?
失礼しました。

写真を撮ってもらうのん
苦労するんですからね。

山の斜面をウロウロ歩き、
満喫したので、さあでは
もっと上に行き、散居村の
展望台に行きましょう。

最近は石川県によくクマが
出没しています。
山代温泉とかで報告が
あったりしますねえ。

山の食べ物が少なくなって
きているのかなあ。
いずれにしてもこのあたりも
かなり山の中です。

周辺に注意しながら
展望台に向かいましょう。

山道をぐんぐん上がってゆきますと、
ありましたよ。
ここが散居村の展望台です。



ああ、教科書にはこんな景色が
乗っていましたねえ。



それぞれの家庭のカイニョが
そびえています。



まあ今はこんな感じで散居村に
なっていますが、
住宅地開発なんかも制限が
あるんでしょうねえ。

そんな景色を眺めつつ
続く

 


goto富山に旅立ち6

2020年11月18日 21時02分35秒 | 

宿から早朝の散歩をして
たどりついた海辺の砂の道。



この千里浜を走るマラソン大会もあるんですよ。

「宝浪漫まらそん」という大会で
距離は30キロという珍しい大会です。
能登の最高峰宝達山(637m)を
駆け上がり、最後にこの千里浜を
駆け抜けるみたいです。

ああなんか聞いただけでも
過酷さを感じますねえ。

今年はコロナで中止でしたが
9月に開催していますので
興味のある方はチャレンジしてみてください。

旅を楽しむおっさんは
そんな千里浜をのんきに歩き、
では宿に戻って朝食をいただきますかあ。



朝食はバイキングです。



う~ん、これってついつい
とりすぎてしまいますねえ。
でもまあ旅行の時くらいは
いいかあなんて考えてしまいます。

こうしてdoironの宿泊は
進んでいくのです。

さあでは支払いです。

GOTOトラベルで激安で
設定があると同時に、クーポン券が



国と地域とからもらえます。



それぞれ2000円と3000円です。
ああ、こんなに頂けるのなら
前もってちゃんと調べて
おいた方がよかったかなあ。

昨日お土産買ったもんなあ。
使えるのは近隣3県で
二日間だけですから、
よく考えないといけませんね。

とりあえずは地元「羽咋市」の
券を近辺で使い、
残りを昼食等で使いますかね。
すこしだけホテル内で
お土産チェックして、
それから羽咋市の道の駅に
向かうことにしました。

千里浜沿いの自動車道を
走ること約5分。

道の駅のと千里浜に到着です。

ここには千里浜の砂で作った



像なんかもありましたねえ。





石川県は相撲も熱心ですねえ、
あの輪島も石川県の力士です。
炎鵬、遠藤なんかも石川県ですねえ。
昨日行った富山にも
朝乃山のポスターもありましたねえ。



北陸の粘り強さみたいなのが
あるのかもしれません。

この道の駅があるのは
「羽咋市」なんですが、
そもそもこの名前はどこから
来たのでしょう。

昔、このあたりを荒らす
怪鳥がいたそうですが、
ある時垂仁天皇の皇子が
連れてきた3匹の犬が
この怪鳥の羽を食いちぎった
ところから「羽喰」となり
それが「羽咋」になったと
いわれています。

伝説の中身が地名になって
いたりするんですねえ。

そんな道の駅で、カレーとかを
買いお土産を補充しておきました。
羽咋の商品券をつかわないとね。



ここでは野菜の朝市なんかもやってます。
石川県の野菜とか言えば、
何かなあと思ってみていると、
ひとつ変わった野菜がありました。

竹のようなきのこのような
変わった野菜です。



「マコモダケ」と名付けられていました。
見た目はうまそうです。
これは一度買ってみようと考え、
ひと固まりだけ買いました。

帰ってからの楽しみです。

そうしてそこを出ようとすると、
目に入ったのが
「UFOのまちへようこそ」
の看板です。



ああ、こんな平坦な田舎地に
UFOの話があったりするのかなあ
と思ったら。これもまた伝説がありました。



この地方の楽器に「そうはちぼん」
というのがあります。

これが空を飛ぶという話が昔からあり、
もしかしたらそれが
江戸時代に飛んだUFOじゃないか
という話があるそうです。

そのため地域の人たちが
ここをUFOの町と呼ぶようになり、
こんな「宇宙科学博物館」なんかも
建てさせたようです。

そういえば羽咋の商品券も
UFO商品券、という名でした。

車で走れる砂浜といいい、
空を飛ぶUFOなんて
羽咋はかなり面白いところですねえ。
もっと触れたかったのですが、
今回は他の目的もあったので
残念ながら次の機会があれば
という感じです。

さあ、次は散居村の方に向かって
行くことにしましょう。
海の方から山の方へと移っていきます。

続く


goto富山に旅立ち5

2020年11月17日 20時41分08秒 | 

富山市内で駅を観察し、
昼食も食べ、お土産も買って
駐車場へと戻ってきました。

昔、学生時代には歩いたことの
あるところですが、
改めて歩いて富山の雰囲気を
味わってきました。



置き薬で有名な富山ですから、
こんな薬屋さんなんかもありましたねえ。



最近スポーツの世界でも
話題になることの多い
富山の町の雰囲気を



たっぷり味わってきた
doironなのでした。

そしてそんな富山といえば、
観光的によく出てくるところが
富山湾の景色です。

ホタルイカ漁や蜃気楼の
よく出るところとマスコミに
とりあげられることがよくありますねえ。

なので本日の観光の最後に、
宿に行く途中のそんな富山湾近辺を
少し観光していくことにしましょう。

海辺の方に来ると、ありました。
岩瀬の展望台です。



高さは約25m。



ここから富山湾並びに街方向も



見渡すことができます。

残念ながら蜃気楼は春先に
見られるので、今は季節が違います。
でもまあこんな海に蜃気楼って
現れるんですね。
ざんねんですが、まあそういう
知識を仕入れておくだけにしましょう。

さあ、ではここからは
一気に宿を目指します。

いろいろとコースを考えたのですが、
千里浜の砂地を見たかったので、
宿は石川県の能登千里浜にとりました。

富山から田園地帯を
ウンコラショと走って
夕方5時に宿に到着です。

この季節になると、
陽の落ちるのは早い。
着いたら千里浜の見学にと
思っていたのですが、
明日朝に変更して、
よっしゃーそしたらお風呂に行きましょう。

ここは源泉かけ流しの温泉です。
今現在通っているスポーツジムには
浴槽がありません。
運動した後はシャワーで
体を洗い汗を流すだけですから、
お風呂には恵まれていません。
なのでこういう宿に来て、
温泉に浸かるのはもう
体が溶けるほど気持ちいいです。

体中の水分半分が温泉に
なるくらい浸かりました。

さあでは食事です。



こういう前菜が出た後、



刺身盛り合わせ、



カマスの焼き物とかが出てきます。

海の幸が多いように
リクエストしていました。

ああ、テーブルがもう日本海に
なっています。
もちろんビールも飲んで、



「あ~幸せ」。



温泉、食事と海辺の宿を
たっぷり堪能した夜でした。

翌日は少し雲の多い日でしたが、
何とか雨も降らずに観光できそうです。

まず朝は、起きるなり
千里浜の散歩です。



宿を出て松並木の中を抜けてゆきます。
もうあなんか海の匂いが
強烈にしますねえ。

注意看板が立っています。
ここは監視員がいないので
遊泳注意の看板と、
この山道から千里浜に入っていくと
途中で砂に車が埋まりますよ
という注意です。
下にJAFの連絡先が
書いてあるのが面白いですねえ。

いろいろと親切に書いてくれて
いるんですが、もうひとつ
親切にやってほしいのが
掃除ですねえ。

なんか道端にごみが
結構散らかっています。
もしdoironが宿の人だったら
ごみはさみと空き袋を持って
散歩がてら掃除をしている
やろうなあなんて考えてしまいます。

いろいろ忙しいのかなあ。
道はやがて海へと出てゆきます。



ここが千里浜ですね。



南北に「なぎさドライブウェイ」



が続いています。

足元の砂を見てみると
固く閉まっていますねえ。



「あ、皆さん。事件です。」

車がこんな砂の上を走っていますよ。
しかもこんな風に乱雑に
車が走っているタイヤ痕が見られます。
まあここはこんな風に
車が走れる砂浜の道が
売りもんなんですねえ。

四年前に大学同窓会のときにも
ここにきて、当時のマイカーが、
砂浜にいる写真を撮ったことが
ありましたねえ。



続く

 


goto富山に旅立ち4

2020年11月16日 21時15分17秒 | 

このお店には工場見学も
できるようになっています。



おせんべいを並べて機械で焼く
風景は見事ですねえ。

で、ここで問題です。

せんべいとあられ・かきもちの
違いは何でしょうか。

せんべいは丸いもの、
あられはコロコロしたもの、
かきもちはごろッとしたもの。
とまあそう区別しても
いいのかもしれませんが、
大きな違いは、原料です。



せんべいの原料
は「うるち米」で
あられ・かきもちは「もち米」。
せんべいには焼きせんべいと
揚げせんべいがあり、
あられとかきもちは形で区別します。

まあそんなことを工場見学の中で
学びました。
そしてこの工場の二階には
展望室があります。

何を展望するかというと、
先ほど見た北アルプスを
じっくり眺めることができるのです。



椅子に座って、あったかいお茶を
飲みながらせんべいをかじりつつ、
3000m級の山を眺めるって、
とっても贅沢なひと時ですねえ。

雄大な景色を眺めながら、
すこしゆったりと時間を過ごすところ。
でも残念ながらこの時は
閉鎖されていました。

さあこうして旅は順調に進んでいます。
ここでせんべいと北アルプスで
満たされた後は、
いよいよ富山の本拠地である
駅前の城などの施設に
向かって行きます。

冬は雪が降るから道は立派ですねえ。
快適に車を飛ばし、
市街地へと入ってゆきます。

富山城が見えたら、
その地下にある駐車場に
車をとめましょう。

ここから駅までいろいろ
眺めながら富山駅方面へと



歩いてゆきます。



これが富山城ですねえ。
学生の頃、ここで着物の展示会が開催され、
その展示会設営のアルバイトで
来たことがあります。

今では考えられないような、
長髪のむさくるしい若者を
よくぞ雇ったもんですね。

そんな城をながめながら、
歩き始めます。
こんな橋を渡り、



七十二峰橋に出てゆきます。



昔はここから北アルプスの
七十二峰が一望できたので、
当時の富山市長が
こんな名前を付けたとのことです。

剣岳の北側にある
「毛無山」なんかも
見えていたんでしょうねえ。
ま、特に何かの意図のある
例示ではないですがね。

時間的にもお昼です。
駅に行った後は昼食にしましょう。
富山といえば何かなあと考えたら、
マスの寿司やブラックラーメンが
浮かびますねえ。
そんな二つがそろった定食
とかあればいいのになあ
と考えつつお店を探しましたが、
ありませんね。
そこで選んだのがブラックラーメンです。

駅前の地下街にある
ラーメン屋さんを選びました。



中には富山ブラックカレー
なんかもありましたが、
いただいたのはこれでした。



味玉ブラックラーメン。
濃厚な魚醤で味付けした
黒いラーメンですが、
味はすっきりです。

おいしかったなあ。
ここにマスずしがついていたり、
ビールがあれば最高なんですけどねえ。

富山で一発目の食事です。

食事後は、あのバスケットの
八村塁の好物だった
白えびバーガーも探したのですがね、
これは見つかりませんでした。



ここで駅近くのスーパーで
おみやげ物を探しましたよ。



今回富山で買おうと思っていたのが
いくつかあります。

氷見うどんと黒とろろは欠かせません。
いいのがあればホタルイカも買います。
結局はうどんととろろともう一つ、
このあたり名物のソーメンを買いました。



めちゃめちゃ長いソーメンを
乾燥させてぐるぐる巻きに
してあるやつです。



普通はこれは真ん中からわって
茹で始めるのですが、
これから始まる鍋の後に
そのまま入れてみたらどうなるか、
これはやってみるかと考え
購入したのでありました。

続く


goto富山へ旅立ち3

2020年11月15日 20時55分42秒 | 

遠くに北アルプスを望みながら、
先程コンビニで目的地に
立山寺を入れたので
その指示通りに進んでいきます。



看板には「大岩眼目県定公園」と
書かれています。

県定公園というのがそもそも
富山県独自のもので、
富山県知事が指定する公園です。

そんな県定公園のところにあるのが
「眼目山立山寺」です。



ではなぜここに行ってみたかったのか。
それは祭神が変わっているから・・
ではありません。
では建物が立派だから・・でもありません。
立派な人のお墓があるから、
大きな鐘があるから、
いやあみんな違います。

このお寺で一番見たかったのが、
参道です。



幅5mくらいの参道の両脇には
栂(とが)が植えられ、
見事な参道になっています。
こんな感じ。



参道の長さは100mもあり、
静かな富山の山郷にありがたい
光景を作り出していますねえ。



“栂”というのは、植物学上は
「モミ」であり、徳川家光の時代に
植えたものですから400年は
立っているそうです。だから
これらの木はとても希少な姿なんだそうです。

入り口から入り、
一本一本眺めながら歩きました。
中には根元でくっついている
夫婦栂もありましたねえ。



そして栂と栂の間には石の仏像が置かれ、



赤や白のきれが架けられ
石で固定されているのが
ユニークでした。



あちこちの案内板に



栂の本数が書かれていますが、



みんな本数が違っていました。
doironが見た感じでは
100本くらいはあったと思います。

こんなところには鳥が
たくさん飛んでいますが、
なかなか種類がわかりません。



つりり~と泣く声で、
かろうじてシルエットの
撮影ができた鳥がありました。



これは、くちばしの形などから
「キバシリ」ではないかなんて
思ってしまいましたね。
大台ケ原で学んだやつです。

う~ん、でも鳥のことはよくわかりません。
トリの観察は眼も良くないといけませんね。

上を見上げることが多いので、
逆光になることも多いんです。
もう少し勉強しますかねえ。

今度一度近所の神社で
鳥観察してみようっておもっています。

参道を歩き終わったら、
本堂の方にも入っていきましょう。



六地蔵にみまもられ、



静かな山道を歩いて行きますと、



本殿です。



あ、ここには銀木犀がありますよ。



以前もどこかで見たなあ
と思っていたら信太山の陰涼寺に
あったような気がします。

ちょうど家では金木犀の花が
咲いている頃でしたが、
ここの銀木犀はまだなのか、
もう終わったのか、白い花は
咲いてはいませんでした。

本殿でお参りして、
では駐車場の方へと戻ってゆきましょう。
テレビではこの栂並木の中ほどで
火野正平が手紙を読んでたなあ。
僕にとっては思い出に残る心の
風景としてこの景色を
自分にも刻みこみましたよ。



さてではまた移動していきましょう。
次の目的地は富山城方面です。

ですがその前にここのはおいしいよ
というおかき屋さんによります。



え~いっときますが、
doironはせんべい丸です。

オヤツに買うのはほぼ90%がせんべいです。
カロリーがあるので消費量は減らしていますが、
それでもいただくときは
「せんべい」はおいしいなあと、
カロリーに若干罪悪感を抱きながら
食べているところです。

着いたのは「ささら屋」という
あられ、おせんべい、かきもち屋さんです。
ここの白えびせんべいは
とてもおいしいと有名です。

展示会風の店に入って、
試食してゆきましょう。

もぐもぐ、おいしかったですね。

買おうかと思ったのですが、
夜に部屋で飲むときの
おつまみ風な物だけ買いました。
有名品はどこでも買えるやろうからね。

続く

 


goto富山へ旅立ち2

2020年11月14日 20時41分55秒 | 

旅は始まったばかりですが、
もうdoironは別世界の中にいます。

いろんな悩みやしがらみからも
解き放たれ、旅空間の中を
さまよっています。

杉津のサービスエリアを出てゆきます。

実は、この杉津も帰りの方で入るのも
また面白いのです。
旧北陸本線の駅を改造して
作られているからです。
ご紹介したいのですが、
帰りは岐阜まわりになるので無理ですねえ。
また次の機会に紹介することにしましょう。

高速道路をどんどん進んでいきます。
少し前に青春切符で旅した鯖江も抜け、
恐竜博物館に行った有料道路の
接続部もこえ、石川県の中に入ってきます。

え~ナビに現れる石川県の絵の映像は、
予想通りに兼六園のことじ燈籠でしたね。
そして最初のSAである尼御膳で休憩です。



ここも昔は定番で寄りましたねえ。
駐車場からあるいて
海岸線沿いまで行けるんです。



で、その「尼御膳」の名前はというと、
源義経について今日から逃れてきた中に
尼御膳という女性がいました。
この人が、この先の安宅の関の
取り締まりが厳しいと知り、
ここで海に飛び込んだそうです。

なんかいろいろあったんでしょうが、
もっと他の方法はなかったのかなあ
なんて考えてしまいますよねえ。

でもまあそれくらい、
ここの海岸線は傾斜等が厳しい状態なんです。
だから日本海と橋立漁港が
高い所からよく見渡せる
いい景色が望めるので、
旅気分はいやがうえにも高まってきます。



北陸自動車道はここから
海沿いの道を走ってゆきます。
ほんとに寒い時には、
日本海に波の華が見えていたりします。
見晴らしがよくてなんか気持ちいい
道が続いていきますので、
このあたりを車で走るのは大好きです。

景色が都会になってくると金沢です。

今回は遠くに白山は見えなかったけど、
金沢山手の医王山はよく見えています。
この山はとてもよく出かけました。
厳冬期、春の雪解け、夏の土砂降り、
秋の紅葉なんかいっぱい行きましたねえ。
よくもまあクマに合わなかったことです。

卒業の時には、雪の中独特の
段ボール滑りの場所があって、
今思えばあんな危ないことを
していたものです。

若いというのは、今から見たら
無茶なこともしていますねえ。

そしてその後、車は富山県に
入ってゆきます。
道沿いにみえる家の景色は、
それなりに散居村になっていますねえ。



助手席の窓越しに頑張って
写真撮影しました。
このあたりは家一軒ごとに
一つの森のようになっていて、
そんなのが散らばっている状態です。
みんなそれぞれの家の特徴になっていて、
個性が家の姿ににじみ出ています。

今回の旅の目的のひとつが
これらの散居村の観察です。
小高い山の上からこれらが広く
見渡せる場所に行ってみたい
と思っています。

社会の教科書なんかにも
よく出ている景色が見れるような、
そんないい展望台がありますようにと
思いながら、doiron号はとりあえず、
進んでいくのです。

北陸自動車度を降りるのは「立山IC」です。

富山に降りて最初に行こうと
考えているのは、今回の旅行で
最遠方地点ですねえ。

それは「立山寺(りゅうざんじ)」
というところです。
え、それはどんなところかって?
行けばわかります。
富山の住宅地の中を走り、
少し山手に入っていったところから、
北アルプスの山々が見えていますね。



剣岳、立山、薬師岳です。

立山はもう雪で山頂が
うっすら白くなっていますねえ。
剣は岩なので雪が付かず黒いままで、
薬師岳はゆったりと
優しくたたずんでいます。

ああ、今回はこんな景色も見たかったんですよ。

続く

 


goto富山へ旅立ち1

2020年11月13日 21時10分23秒 | 

コロナ化の中で滞った経済を立て直そうと、
国の主導で様々なGOTOキャンペーンが
実施されています。

GOTOイート、GOTOイベント、
GOTO商店街なんかそうですねえ。
でも中でもやはり一番多く
使われているのがGOTOトラベルでしょう。

なんか気軽で、doiron
広島旅行なんかに使ってきました。

これはなかなかお得でしたねえ。
宿泊なんかはもう千円台と大幅安です。
こんなお得な取り組みには
やはり心奪われますねえ。

旅の楽しさとお得感で大満足。
旅してよかったあって気にさせてくれます。

そこでdoironはこのキャンペーンの
第2弾として、前から興味を持っていた
富山県の旅行を計画することにしました。

日常生活の中で、大関の朝乃山、
バスケットボールの八村塁の
話が出るたびに出身の富山県が
気になるしねえ。

心旅なんかで見に行きたいと
思ったところもいくつかあります。

立山寺の栂並木、ほんのり雪をかぶった
剣・立山の景色、散村の風景、
石川県の能登の千里浜、
そして帰り道の五箇山なんかが
とても興味のある所です。

さらに言うと、金沢に住んでいた
学生の頃、富山出身の友達も
結構いましたね。

実家が納豆屋さんの人や
越中八尾の盆踊りを踊る友達、
高岡に住んでいた同級生
なんかもいましたし、
アルバイトで富山に来たこともありました。

富山城で展示会のお手伝いもしたなあ。

まあ長い人生の中で、
この富山は身の回りのところどころで
濃いつながりのあった場所といえます。

なので、こうしてのんびりした
身分になってそれらを振り返るように
じっくり訪れてみるのもいいかもしれません。

普段は近辺をうろうろしていますが、
今回はマイカーを転がして
ちょっと遠方の旅に出かけることにしましょう。

出発は午前6時です。

平日なので大阪府内が通勤で
混んだりする前に
抜けていくことになります。

阪和道、近畿自動車道、第二京阪道、
と車の流れは順調ですね。

伏見を抜け、草津に出たら、
今度は名神高速を走ります。
ここに入るといきなり大型の
車が増えますねえ。
運転注意です。

そして途中の滋賀県の静かなエリアで、
持参してきた朝食をパクつきながらも、
今回の旅に熱い想いを走らせている
doironなのでした。

伊吹山が見えてきたら、
北陸自動車道の方へと
乗り換えてゆきます。

まだ時刻は8時頃ですねえ。

次のサービスエリアは杉津です。
サービスエリアから敦賀湾が
見渡せられる場所です。



ここのねえ、おにぎりと

うどんの定食がとてもうまいんだと、
ジムのおじさんが言ってました。
仕事で福井の方に行くことが
多かったのですが、
ここのSAでいつも食事になるように
調整していたそうです。

食べませんけどどんなんかなあと
確認してみようと食堂に行くと、
どうもそんなメニューは
見当たらないようです。

お店も変わったりしているんでしょうねえ。

ここから見る敦賀湾はきれいです。



遠くに敦賀湾の先端にある



小さな無人島「水島」も見えています。



この敦賀のマラソンには
二回参加しました。

距離は20キロと珍しいレースです。

初めて10キロ以上の
レースに出たのがここでした。

敦賀湾沿いを走るマラソンで
15キロあたりから地獄を
見るようなレースだったのを思い出します。

また敦賀のこの辺りは仕事を引退してから、
原発を訪ねて旅もしたところですねえ。

「夕日のアトリエ」
と名付けられた展望所から、



昔のことを思い出したりしつつ
旅心をぐいぐい盛り上げていく
doironなのでありました。
続く

 


百均は楽しい

2020年11月12日 20時33分08秒 | 生活

あちこちウロウロする日々が続くと、
部屋が何となく乱雑になってくる。

今日はいつもより寒いなあとか
言ってウロウロに関する怠け心が働くと、
その日は部屋の片づけや
おうちの用事でいろいろと
動き回ることになるのだ。

先日もそんな日を迎えており、
部屋にたまった古本屋の
本なんかも売りに出そうと
整理をしていたのでした。

突然ミセスが
「ああ~思い出した。
前から100均でこれ買わなきゃ
と思ってたけど、
それが何なのか思い出せず、
1ヵ月悩んでてやっと
思い出したから今から行くけど」
と言い出したのだ。

「一か月前にあんたにも
いったんやけどなあ」と言うが、
ウヒャーそんなん覚えているはずがない。

いった本人が忘れているのに、
それは無茶な注文やろ。

それよりも、1ヵ月も悩んで
思い出すくらいだから、
今すぐいるとか全然そんなものでは
ないのだろう。

結局まあdoiron
買いたいものもあるので
ついて行くことにした。

さあ出かけるよ、
という前に今は持ち物等の
チェックをしないといけない。

マスクは?
買い物袋は?
財布は?
火の始末は?
髪の毛はぼさぼさに
なってない?と
それらがオッケーなら出発です。

南海本線の駅の近くに
ダイソーがありますので、
車で5分。
駐車場に車をとめて歩いて行き、
入店ですがその先には
アルコール消毒があります。

顔にもかけて~なんて
言ってますと店員ににらまれます。


ミセスがそんな大きな顔して言わないの、
と注意してきます。

「ええやん、今度おしりにかけて」
と言うでといったら
無視して二階へ進んでいきました。

ミセスが買いたいのは
「計量カップ」です。
いろいろ種類があるようなので悩んでいます。

「こ、これで晩酌の時のビールを
測るんやないやろね」なんて
横からちょっかい出します。

と、そのときです。
調理器具用品売り場なんですが、
ちらっと見たらこんな容器を売っています。



「みてみて、これなんか
電子レンジでご飯が炊けるらしい」

「あ、そうやね。簡単に独り暮らしできるね」

ムム!



そしてその横には
「うわーこれなんてレンジで
薄焼き卵が作れるらしい」

「はいはいすごいね」、



さらに「なんとこれはレンジで
茶わん蒸しもできるんやて」と言うと

「いちいち大きな声出して騒がんでええの」
と注意されました。

その後何とか計量カップも選び、
doiron希望で小さな懐中電灯も
選びに行きました。
「これがええなあ」と選ぶと、
ミセスが「これって電池入っているの?」
と心配してくれるのですが
「電子レンジに入れたらつくよ」
なんて言ってると
「勝手にしー」と怒られました。

そしてレジに行くと、
ミセスの隣で高齢者が
イヤホンと帽子を買ってました。
店の人が、フクロはいりますか
と聞くと「え~」とか言って
耳を傾けます。
テープでいいですか?
「え~」とまたまた驚いたように
叫びます。

あんな状態で買ったイヤホンって
役に立つのかなあ。
とあとで言ってたので

「電子レンジに入れたら
よくきこえるんちゃうか」
といじったら、ミセスは
「頭に消毒液かけるよ」と言います。

駐車場に向かう歩道で
そんなこと言うてたら、
前から歩いてくる女性に
「プっ」と笑われてしまいましたな。

「あんたのおかげで
笑われたんやないの」と
また文句です。

百均て楽しくていいですねえ。


大福山へと向かう旅6

2020年11月11日 21時14分34秒 | ウォーキング

このあたりに山は、
さほど植物の種類が豊富
というわけではないですね。
立木が多くて環境にあまり
変化がないからやねえ。

でも時々意外な植物が
咲いていたりします。



これはコウヤボウキですね。
高野山の坊さんがほうきを買いに
お店に行ったりできないので、
これをまとめて束にして
ほうきにしていたという植物です。

ここに少しだけ咲いていましたね。

初夏と秋に来ましたから、
春にもここに来てみないと
いけませんね。

そしてまず第一展望台から
景色を眺めました。
けっこう長時間休憩していたのですが、
関空に飛行機が
なかなか離着陸しません。
こんなコロナの時期だから、
空港も大変やなあ。
それに何千億の赤字を
出しているそうで
航空会社も大変だそうだ。

まあここにきている人たちは
私を含めてのんきなものですねえ。

そこから少し歩いた
ところにある第二展望台では、
一人の人がスマホのアプリで
見えている山を調べています。



スマホって意外な便利さも
ありますねえ。

ここからだと雲山峰が目の前ですねえ。
そしてこの日は見晴らしの
とても良い日です。

え~とねえ、ここから
富士山が見えたらいいのにねえ。
それだったら最遠方富士山なんですが、
まあ見えるわけはないですよねえ。

でも大峰の山々については
今日はきれいに見えているようです。
しばらく景色談義をした後は、
その先の鳥取池との分岐を右折して、
俎石山に向かっていきましょう。



最後の展望台で景色を確認した後は、
いよいよ俎石山に到着です。
ここで、今日これから行く大福山には、
先日行った時に木に付けた
山頂案内板があるので
探してみてくださいと
報告すると、
「よっしゃー」と皆さん気合を込めて
おられました。

それとほかにも、道が狭い所も
多いので気を付けること、
スズメバチの巣があるので
そこは巻き道に逃れて
素早く通り過ぎることなどを注意し、
スタートしてゆきます。

初めての道を皆さん楽しんでおられました。
一本道なので案内して
いくのも楽ちんです。



経塚の所では少し説明し、
すぐに大福山に到着です。



一人の人がしっかりと
案内板を見つけてくれました。



「裏面に書いてある
チンタラ山の会てどんな会?」
と聞かれたので、
自分で勝手に作っているよ
と説明したら、全員が会員になると
申し出てくれました。

え~あくまで自己責任で
お願いしますと
入会を許可しましたよ。

さあではここでご飯です。
みんなそれぞれお弁当を
持ってきております。



doironはコンビニおにぎりです。



多奈川や和歌山方面の景色を
見ながらおいしくいただきました。

あ、一人は大福山なので
大福もちを持ってきてましたと
おすそ分けいただきましたよ。



祠があったり、



修行の痕跡があったりと
皆さん大感激で、
大福山をかなり気に入られたようで、
良かったですね。
案内した甲斐がありました。



その時に、後から登ってきた
若い男性が話しかけてきましたよ。

「え~っとどこかの山の会ですか?」ってね。

これはもう待ってましたの
質問ですね。
しっかりと教えてあげました。

「チンタラ山の会です」ってね。

その若者はコロナのときから
初めて山を歩き始めたんですが
この辺りは始めてきましたね
とのこと。
いくつかの山の話をしながら、
また山であったらよろしくね~
とお別れしたのでありました。
さあ目標は達しましたよ。
案内板も元気に木にくっついて
いましたのでホッとしましたね。

またどこかの山につけに
行かなくてはねえ。

帰りは元来た道を歩いて
帰るのですが、皆さんとても元気で、
相変わらず栗の実を採取したり、
上の方に実っているアケビに
驚いたりしながら、



充実の秋の大福山歩きを
楽しまれたようです。



あ、ミズヒキや



アケボノソウも咲いていましたね。

そして、チンタラ山の会、
会員募集中です。

さあてでは次はどこの山を
チンタラ歩きしに行きましょうかねえ。

大福山、これにておしまい。