ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

淀川完歩38 最後の橋、伝法

2016年07月20日 21時08分34秒 | ウォーキング

食事を終えたら続きを歩きましょう。
前方の橋は「淀川大橋」です。



昔はここに「西成大橋」が
かけられていたのですが、
道路開発に伴って
「淀川大橋」にかけ替えられました。

その西成大橋の親柱は
川の対岸(右岸)の鼻川神社に
あるそうなので
今度対岸を歩く時には
確認に行ってみよう。

で、この淀川大橋は
えらく低いところに
かけられてあるようで、
したはこんな超身長な
doironだったらくぐるように
腰を折り曲げて
通らなくてはなりません。



そうこの橋は淀川の堤防よりも
低い位置にかけられているようです。

そしたら大水が出たときには
水をかぶったこの橋から
大量に水が流れ出てくるということです。
で、その防止のために
設置されているのが防潮鉄扉です。

橋のたもとに行くと
こんな水防訓練の案内板が立っていました。



「防潮鉄扉の閉鎖による通行止め」
と書かれてあります。

その訓練がなんとこの淀川を
歩いたその日の夜でした。
行われるのは午前1時。

これはちょっと取材しにくいですねえ。

ネットで見てみますと、
こんな巨大な鉄扉が
ここに据えられてあって、
グワーンと動きながら
こんな風に橋を閉鎖するようです。



いやあ、たいへんな水防訓練ですねえ。

一度見てみたい気もしますねえ、
と思っていたら
動画もちゃんと配信されていました。

興味のある方はチェックしてみてください。

この橋をくぐって過ぎますと、
どうやら道は河川敷内を
続いていないようです。

こんなサバイバル風のはしごから
堤防上に上がって
歩いていくことにしましょう。



河原の道はあまり景色もよくなく
気持ちよくはありません。

ただずっと前方に見えている
ビルあたりがどうも終点のようです。



途中左手に「高見機場」という
施設がありました。





支流の正蓮寺川や六軒屋川に
淀川の水を流しいれる施設ですねえ。

大水の時にはこれの川の
末端の門は閉められ、
逆にここから淀川へ水を導いていきます。

なかなか地元もここまでくると、
淀川を囲む暮らしのために
巨大な施設が置かれているんですねえ。

あれ、看板が気になります。



「野犬に注意」とはどういうことでしょう。

なにか河川敷とかに
関係あるんでしょうか。

堤防の上からのぞいてみますと、
たしかに雑草のよく茂った
うっそうとした河川敷が
広がっています。



夜にでもなれば「アオーン」と
鳴いていそうですねえ。

萩往還レースの砂利峠を
思い出しますねえ。

おっ、後ろに見えている線路の橋は
阪神電鉄のなんば線ですねえ。



ここまでくれば河口まで
5キロくらいでしょうか。

何とか今日じゅうには
たどり着けそうですね。

でもその阪神なんば線の踏切を渡り、
ふと気が付きました。

河口まで行ったからと言って
そこから帰るのに
電車があるわけではありません。

歩いて帰るとしたら、
この阪神電車まで戻るのが
近いのでしょうか。

となると、ここから暑い中を
また5キロ歩いて
戻るほかはないようです。

昼を過ぎてから日差しは
どんどん強く、
もう気温はすっかり30度を
超えています。

体調的には何も今の時点で
心配はないのですが、
これからそのど熱い中を歩くのに、
脳血管や心臓血管に
いらぬ心配は与えないか、
そのへんはまだ試していないので、
若干不安です。

なので、今回の歩きは
この阪神電車の「伝法駅」を
終点としましょう。
公園に無理やり降りて行って



駅に到着しました



しかし、伝法というのは
なかなかのすごい名前です。

この先にある「伝法院西念寺」
からきている名前だそうです。
仏教が伝わったといわれる名前の
「伝法」を院号につけた
というこのお寺も
じっくり見たいので、
次回はこの辺から
歩き始めることにしましょう。

自動販売機で冷たーいソーダを買って、
はじめて乗る阪神なんば線の
電車に揺られつつ、

今回はおしまい。


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