ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

根来寺とねんごろに

2017年02月01日 21時24分15秒 | ウォーキング

京都の初詣をしっかり書いただけで
もう2月ですねえ。
ネタがたまりすぎですが、
まあしっかり描いていきましょう。
今日は二つ目の初詣の話です。

ーーーーーーー

最近よく読んでいる本が
「夢枕獏」の小説です。

陰陽師を読み、空海の中国での話を読み、
そしていまは西行の話を読んでいます。

この西行というのが、
もともとが武士であったものが、
いろんな事件を通じて「僧」となり、
そして世間と絡んでいくという話です。

この西行に僧となる気持ちを
強く持たせたのが

「覚鑁(かくばん)」

という僧との出会いだったのです。



ん?でもこの名前も
なんかよく聞きますねえ。

で、ちょっと調べてみたらわかりました。
これまでねんごろに何度も行っている
「根来寺」を開いた人だったのです。

では先日出てきた明恵は
どうだったかというと、
この覚鑁の弟子を師匠として
修行をしていたなどという関連もあります。

歴史を訪ねて各地を歩いていますと
いろんな上人の活躍を目にし、
耳にしますが、やはり彼らも
日本の歴史の中で繋がり
関連しあったりしているのですねえ。

では、普段の読書繋がりで、
その根来寺にこの日は行ってみることにしました。

車で樽井の辺りから続く根来街道を
走っていきますと、
意外に早く到着します。

この日は7日で、駐車場はガラガラです。
いつものように車を止めて
歩いていこうとしますと、
ああ~ここもまたポケモンGOに
注意看板がありますねえ。



あれ?

何かゲートのようなところがありますよ。

ウヒャー、有料化になってる。
以前は古い歴史のある建物のところだけ
入るのに優良だったのですが、
今はすべて有料になっているんですねえ。

「最近ですか?」って
ゲートで財布を開きながら聞いたら
なんと無料だったのは5日まで
だったそうです。

むむ~、でも仕方ないですね。
こんなでかいお堂を残しておこう
と思ったら経費かかるもんねえ。

これが本堂でその横に



こういう大塔(国宝)がそびえています。



おお~ここもまた、
あの熊野大社のような
不思議な雲が現れていますねえ。

そんな境内の一廓に、
僧「覚鑁」の説明がありました。



かれは空海後初めて真言宗を盛り上げて、
その中興の祖と仰がれているそうです。

ふ~ん。根来寺はもう10回くらい来てるけど、
こういうことは初めて知りましたね。

四国めぐりとも関連しているわけですねえ。

でも、その覚鑁は高野から
根来にきてあっという間の
3年後にここで亡くなられたそうです。
まあ50歳にも満たない彼の
最後の職場だったわけですねえ。

入館料の元を取らなきゃと、
いつもよりじっくりと見て回り、
社殿の中ではお守りを求めました。



ここのお守りはちょっと変わっていて
「足腰お守り」と言います。

ランニング用のかばんに
ずっとつけてましたからね~。

今回新たに購入して、
古い奴と交換しておきましょう。

これまであまりうろうろとしてなかった、
古い日本庭園や



こんな



「閼伽井」という井戸も眺めました。



あ、そうそう確か友ヶ島にも
これと同じ名前の
井戸がありましたねえ。

で、調べて行ったら
このお寺のもともとの姿には
やはり「役行者」が関連しているみたいです。

佛法隆昌の場所として行者が開いた場所で、
後々に覚鑁に下賜されたそうです。

そうかあ、役行者には
今年もいろんなところで会うでしょうね。
なにせ彼が登りその痕跡をとどめた山は
100山どころか1000山を越える
と言われていますからねえ。

doironの遊びに大きく
関連する人なのですね。

いつもよりもしっかりと
根来寺でうろうろとした後は、
帰りにりんくうのイオンに寄って
お買い物です。

ここもよく行く店ですねえ。

そうかあ、そういえばこの店も
山の役行者並みにありますねえ。

役行者宿ではなくてイオン店舗も
今や世界で1000店舗を越えているかもね~。


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