ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

神戸街歩きの大会にて2

2018年01月14日 20時57分17秒 | ウォーキング

日本三大大仏というのがよく言われます。

最近のテレビでが
グ-グルの宣伝で
「岐阜大仏」というのが
出てきますよねえ。

doironがみた大仏では、
石切の大仏も三大仏と
書いてあったような。

で、ちょっと調べてみたら、
奈良東大寺の大仏と
鎌倉高徳院の鎌倉大仏は、
二大大仏としては異論がないようです。

で、ここで歩き情報その1.
三大仏となると、
さっきの岐阜や石切のほか
高岡の大仏などもありますので、
現在は三つ目は事実上の空位
といわれているんだそうです。

どこが三大仏の空位を埋めるか、
そんな静かな戦いが
もしかしたら大仏間で
争われているのかもしれませんねえ。

そんな三大仏の一つといわれる
大仏が神戸にもあります。
能福寺にある兵庫大仏です。
まずはそこへ向かって行きましょう。



兵庫の駅から線路沿いを
東に向いて歩いていくと、
柳原えびす神社に出ます。



ここが西国街道の
兵庫西惣門跡です。



兵庫の町を土塁で囲い、
その入り口の一つとして
設けられた門です。

西国街道も長い長い街道です。
これを繰り返し歩いている人を
知っていますが、
延々と果てしなく
歩いているような感じだそうです。

京都から西国街道、東海道、
中山道と歩くところは
いくらでもありますが、
まあこれをしっかりと
遊ぶだけでも金銭的には
かなりしんどいですねえ。

ぼちぼちと歩いていくような感じで
旅していきましょうかね。

こんな牡蠣小屋を眺めたり、



西国街道にかかるこんな歩道橋を



渡ると「神明稲荷」があったりします。



ここで歩き情報その2.
穀物を食べて暮らす人々の人生を
「稲成り(いねなり)」というんですね。
「稲荷(いなり)」は
ここから来てるんですねえ。

ふむふむ役に立ちますねえ
(何の役や)。

コースはその先で右折して
西国街道を離れていきます。
おお~見えてきました。
これが「兵庫大仏」ですね。
お寺は能福寺といいます。

改めてここの大仏を見てみますと、
意外に髪の毛が豊富じゃないですか。
大仏によってはアフロ状態に
なっている仏像もありますねえ。



これは2年前くらいに兵庫の柏原で
見つけた大仏さん。
どうですか、すごい髪型でしょう。

それでは歩き情報その3.
大仏さんの螺髪の一つ一つは
全部右巻きです。
頭の巡りの悪い人を「左巻き」
といいますが、あれは仏像と
反対向きだからですね。
でもただひとつ左巻きの
仏像があります。
それが鎌倉大仏。
この大仏だけが左巻きとはねえ。

この兵庫大仏も以前じっくり
観察しているので
写真だけとって過ぎていきましょう。

あちこち止まっては
写真撮影したりしているので
遅れてしまいます。
ゴールは14時までと
意外に結構ハードなんですよ。
さきを急ぎましょう。

この先には須佐野公園
というところがあります。
実はこの公園の緑、
大きな松が昔の船乗りの
大きな目印になっていたそうです。

いまは埋め立てられたりしていますが、
この辺まで海が迫っていたんですねえ。

そしてその横には一遍さんの
墓所である、真光寺に出てきます。



踊念仏で全国を遊行の際に立ち寄り、
ここで入寂したというお寺です。
なんかこの辺りは色々と
歴史の絡むものがありますねえ。

ここの境内に道標や
井戸の跡なんかもあるのですが、
これもちょろみだけで
先に進んでいきます。



こうして歩いているだけでも、
こんな小さな子供が
両親とたらたら歩きに
来ているのとペースが
あまり変わりませんねえ。
平日なのに子どもが
ウロウロしているんですねえ。
色々理由があるんでしょう。

肝心な交差点に立っている
主催者側の歩く会の人たちに
誘導されて進んでいきます。

ここが清盛塚です。



昔市電の工事に伴い
塚を改修してここに持ってきたそうです。

でもその元の塚も
発掘したところ
墓であったとはいいがたく、
この辺のことはまだ
はっきりしていないようですね。

続く