ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼五十八番仙遊寺

2016年11月22日 21時17分02秒 | ウォーキング

雨はまだ降っていませんが、
もう今にもポツポツきそうです。
一刻も早くお参りを済ませて、
帰路につかねばなりません。
なので、問題はあの遅刻おじさんたち
二人の扱いですねえ。

他の乗客を待たせるばかりの
行動を何とかしないといけません。

で、そこで登場したのが
この時計です。



バスを降りる我々にこれを突き付けてきます。
「ま、問題はあの二人にちゃんと
見せとけばいいんや」と
言わんばかりに笑顔で
時計をもって添乗員が語り掛けてきます。

「はいはい。わかりましたから」

といいつつ二人が降り立ったのが
59番「国分寺」です。

おや?この名前のお寺は
八十番にもありましたね。

ここが愛媛の国分寺で、
八十番が香川の国分寺です。

ということは、高知、徳島にも
国分寺があるわけですね。
そう、二十九番、十五番が国分寺です。

寺名は一緒でも山号で区別しています。

国分寺は聖武天皇が
国分寺建設の詔勅を出して
作られていったもの。

ここの国分寺は薬師如来を本尊に
行基が開基したといわれています。

実際、当時の愛媛の国分寺は
今の寺より100mほど
南に作られていたそうです。

そこに今もある礎石なんかは、
国指定の史跡となっています。

そんな礎石の状況からみて、
昔は7重の塔があったようですね。
さぞや立派なお寺だったのでしょう。

今回はそれらを見ることはできませんでした。

遅刻を覚悟して
慌てて100mを走っていく
そんなバカチンなことができるほどの
余裕は、もう今回の我々には
ありませんでしたね。うう~残念。

なので札所のお寺に静かに参りましょう。
そこは、ひっそりと
静かに佇むお寺でした。

え~っと、まだ雨は行けそうですね。
傘なしで頑張っていきましょう。

境内を進んでいきますと、
薬師如来(これは本尊ではありませんよ)
が出迎えです。



この本堂と太子堂で



それぞれいつも通りに読経を済ませました。
この時に雨に降られるのが
嫌なんですよね。
じっとしてるし、
お経は濡れるし大変なんです。

まあ無事に済ませて帰ろうとすると、
先達さんがここの見どころを
説明してくれます。



写真の真ん中に立っているのが、
「握手修行大使」で、
願ういごとを言って
握手するとかなえてくれるそうです。

そして紺色の壺が
「薬師如来の薬坪」。

体の悪いところを
癒してくれるというものです。
ああ~これはいいですね。
doironも、頭、心臓と
しっかりお願いしときました。



首藤さんもしっかり
握手されていましたので、
ここはその風景を
絵にしておきましょう。



「守護のため 立ててあがむる 国分寺 
いよいよ恵む 薬師なりけり」と
このお寺の御詠歌もありがたいことです。

我々二人も四国では
こういう恵みをしっかりといただいて、
遅刻しない人間に・・・
じゃなかった健康な人間に
なりたいものです。

さてこの寺の出口のところには、
歩き遍路の小さな道が
案内されていました。



こんな道を歩いてめぐって
詣でをすればまた一段と
素晴らしいのでしょうねえ。

そしてこの神社の入り口近くには
有名なタオルやさんがある
と書かれていたので、
ちょろっと1枚買ってやれ
と思っていたのに、
休みだったのは残念でした。



時間が早かったのかなあ。





こんなタオルで
お寺巡りもしたかったなあ。

まあ、そんなこんなで
今回はちゃんと時刻通りに
バスに戻ってきた二人でした。

さあ、次は58番「仙遊寺」に向かいましょう。

今朝のテレビの天気予報では、
愛媛県地方はもう雨が
振り出してもいい時刻です。

確かにゆっくり歩いているときには、
髪の毛に少し水滴のような
雨粒があたり始めていたようです。
その辺は人より敏感なんです。

次の仙遊寺くらいからは、
ちゃんと持参している傘を持って、
寺内に入っていかなくては
という感じになってまいりました。

続く


明日は久しぶりに福知山に行きます。
第1回大会からずっと出ていた
思い出の大会です。
メンバーを見るとたくさんの人が
走られるようで、応援を楽しみに
行ってまいります~