ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

淀川完歩16 伏見閘門

2015年12月01日 21時39分08秒 | ウォーキング

病気が終わってから、
ようやく山麓リボン道も歩けたし、
歩きの小旅行もできるようになってきた。
とはいえねえ、
昨日もテレビで言ってたように、
まだ30になったばかりのような若い男でも、
心筋梗塞で死ぬのである。
人間何がどうなって生き残るのか、
まったくわからんものである。

いやあ、生きているのも止まるのも、
ホンの小さなタイミングの
差のような気がするねえ。

もう60ももうすぐ迎えるというのに、
doiron はまあおかげさんで
今も何とか生かしてもらっているようだ。

リハビリの歩きが少しずつ続いている。
あちこち歩く日々だ。

で、先週末はついに淀川下りの旅行にも出発したので、
その時の様子をまた
以前のように書いていくことにしよう。

前回までの旅で、
琵琶湖から始まり、
瀬田川から宇治川へと下ってきて
ついに伏見の港までやってきた。

距離的にいけばだいたい次の回で
ほぼ半分が終わるくらいだろう。
そんな淀川歩きの続きとして、
伏見から淀までの区間を
歩いてみることにしたのだ。

この間で見どころは、
京都競馬場かな。

最近はやっている地元の麻雀大会でも、
やってるメンバーは競馬にもはまっている。
そんな中で、メンバーに
この競馬場の裏を歩いてくるわ
と言って出かけてきたのである。

え~、なんでそんなとこを歩くの?
と聞かれ、いやあ昨年から
琵琶湖からずっと淀川を
下ってきてるねんと説明すると、

「そんなことしてるから病気になったんやあ」

とみんなに言われた。

まあ、否定することもできないので、
「へへ、これはまあ最近は待っている
わしの趣味やねん」と説明しておいた。

ミセスはまあ、
その辺のことはよくわかっているだろう。

まずは車で伏見に行き、
前回の終着駅「伏見港公園」の
駐車場に向かうことにしたのでありました。



天気は、寒い日が続く中でも上場のお天気。
長袖シャツにウインドブレーカーを
ひっかけておれば、
体感的には歩くのにピッタリ位のお天気である。

約1時間で車を止め、
ではさっそく歩き始めましょう。

駐車場から車道を一本はさんで



すぐに宇治川に出る。



この辺りはまだ、
宇治川と呼ばれているあたりだ。
後ろを振り向くと、
昔とは少し場所が違うが
観月橋がかかっているのが見えた。



さて、先を見ると
何となく高い建物が見える。

何かなあと思っていると、
ふと右手の県道70号線の下を
船が走っているのが見えた。



慌ててカメラを構えたが、
うまく映らなかったようだ。

そう、ここが十国船の休憩所のようだ。



この場所は「三栖閘門」と言われており、
伏見と淀川とで船が出入りする施設でした。



この公園周辺はいろいろと整備されており、
こんな銀杏が植えられていたり、



船が置かれてあったり、



あるいはこんな巻き上げ機や



記念館も置かれた



ちょっとしたスポットでした。

そこの濠川にある大きな2台の閘門が、



伏見市内と淀川の河川高さを
調整していたようです。



ちょっと歴史好きな年寄り夫婦なんかが
その辺をうろうろと歩いておりましたぞ。

しばらく離れて歩いていくと、
もう歩く道は昔の河川敷の河原の道と
同じような乾いた道へと
すぐに変わってきます。



河原は、秋の草が生えた道を進んでいき、
濠川から次は東高瀬川へと進んでいきます。

だいたいこの日本で、
伏見の繁華街から流れる水は、
ほぼおしまいです。



この高瀬川には、
人間だけが渡れる小さな橋が架かっていました。
端の名前は残念ながら付けられていませんでした。



これを渡るdoironなのであります。

渡ったところは、
なんと引っ付き虫大予想注意報発令中です。

このあとdoironはまた
引っ付き虫だらけにはなるのですが、
ここは静々と進んでいきます。