ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

浪速何でも御堂筋1

2014年06月09日 21時47分27秒 | ウォーキング

JRが出している「ぶらり大阪まち歩き」というパンフレットがあります。

先日、友達と歩きに行った時に
その友達が持っていたその膨大な数のパンフレットを
コピーさせてもらい、
歩行資料のライブラリーの中に加えてありました。

この季節の山歩きは、
毛虫、尺取虫の襲撃に逢うため、
しばらくは街歩きでもしようかと、
資料をあさっていたときに、
そのパンフレットのひとつに、
難波から梅田までの御堂筋界隈を歩くコースがあったので
それを歩いてみることにしました。

全長7kmのお手軽コースなので、
半日コースです。
なので、手のかかる親が
二人して入院しているこの機だから、
少しくらいは家をあけることもできるだろうと
ミセスを誘ってみたら、

「じゃあ歩いて、梅田の知り合いの店に行こう」

と乗ってきたのです。

彼女の学生時代の友達が、
阪急東通で居酒屋割烹を営んでおり、



本人は年に何度かは職場の人を連れて行ったり、
学生時代の友達とあったりして
しょっちゅう行ってますが、
doironが行ったのは、
記憶にある限り、独身の頃も含めて
3回しかないので、それも悪くないなと思い
計画を実行することにしました。

仕事が落ち着いている日を選び、
午前中に病院と施設を見舞った日の
午後から出かけて行きました。

御堂筋は南海電車の難波から北上するのですが、
なにせJRのパンフレットなので、
出発点は昔の「湊町」駅、
今の「JR難波」駅となっています。

昔、難波エリアに初めてできた駅が
「湊町」で、100年以上も「湊町」を名乗っていたのですが、
関空開港に伴って社会の潮流に押され、
「難波」の二文字をつけようと
その駅名になったそうです。

ホームに降り立ったのが午後2時前。



不慣れな駅のため
地下から地上への出口を探してウロウロし、
ようやく歩き始めたのが、
2時ちょうどくらいでした。

これが地上の出入り口。



ここで携帯ナビをセットして、さあ出発です。

いつもは、歩いたコースを最後に紹介しますが、
先日読者の方からメールをいただき、
先に掲載した方が
地図を眺めながら読めるというので
先に紹介することにします。



携帯画面のハードコピーなので
細かいところはわかりませんが、
地図と見比べてみてください。

駅を出ますと、
目の前に近代的な建築の

「湊町リバープレイス」がそびえています。



FM OSAKAのある建物です。
それをぐるっとまわりこみ、
ビルの中に吸い込まれていくような
高速道路の入り口を過ぎると、



湊町船着場が見えます。



こんな都会のミナミのちょっとはずれに
船着場とは意外でした。

でも道頓堀川に面したこの船着場があったからこそ、
このあたりが「湊町」と呼ばれるようになったんですね。
いわば湊町のルーツです。

写真はそんな湊町の旧名である
「富賀里」を今に残している「深里橋」から撮影しています。



川に面したオープンカフェが気持ちよさげでした。



橋を渡ってすぐに左折し、
コンビニのところを右折して
四ツ橋筋の一本西側をしばらく北上します。

おお~、都会じゃローソンもなんとなくおしゃれです。



このあたりは南堀江といいます。
先ほどの船着場を南端として
西は木津川にいたる地域です。

家具を扱っている事業所が多いのは、
船着場に多くの材木が運ばれてきたころからの名残です。

再び右折して東進し、
四ツ橋筋を越えた所が

「アメリカ村」です。

和歌山日御碕近くの「アメリカ村」は
北米への出稼ぎ移民が多かったことから
そういわれていますが、
こちらはアメリカ西海岸あたりから
輸入された雑貨を扱う商店が
一気に増えたところからこう呼ばれているそうです。

そのアメリカ村の中にある公園がこれ。



御津公園、通称「三角公園」です。



この日も平日にもかかわらず
大勢の若者がたむろしておりました。

続く。