ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

母の日・父の日合同企画

2014年06月02日 21時54分55秒 | 生活

親父の肺に水が溜まり
血中酸素が80台に下がったため
入院することになった。
その4、5日後に義父さんが転倒し、
大腿骨を骨折して親父と同じ病院で
手術をし、入院治療をするようになったその日に
遠く信州の地で暮らす息子から
クール便の小包が届いた。

開けてみると・・・

おお~、牛肉がケースの中で
整列しているではないか。



わ~い、肉だ、肉だ~。
お肉の展覧会だ~。
お肉と握手会だ~。
うっしっし~。

すみません、取り乱してしまいました。

ま、とにかく息子から
見事な霜降りのお肉が送られてきたわけです。

早速「母の日・父の日合同企画」として、
すき焼きパーティを開催させていただくことにしました。



それに先立って、
お肉に敬意を表し、
送ってきた肉のパックのところに
10桁の番号を書いた小さなシールが貼られてあったので、
まずそれを手掛かりに
この肉の素性を探ることにしました。

この10桁の番号は、
日本国内でBSEが発生したことを契機に
平成15年に作られた
「牛トレーサビリティ制度」によりつけられた番号で、
牛の個体識別をすることができるものなのです。

さっそくHPを開いて番号を入力してみると・・・

出ました。

この牛は平成23年9月23日、
宮崎県小林市生まれ、
西都市育ちのメスの薄毛和牛、
もとい
黒毛和牛でした。
親の頭髪を慮る子の暖かい気持ちがこもっています。

「この脂ののった柔らかい宮崎牛で
今夜、親父とお袋に
美味しいと言わせたい。」
と箸を折りながら思ったかどうかは
定かではありません。

いずれにせよ両父親が入院をし
いろいろとある中で
息子の気持ちにホッと癒された出来事でした。

禍福は糾える縄のごとし・・・とはよく言ったものです