ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

週末の雪の日に

2014年02月08日 20時52分41秒 | 生活

シベリヤからの寒気が南下し
日本の南岸を発達した低気圧が通過した昨日
大阪にも久しぶりに雪が降った。
テレビでも盛んに注意を呼び掛けていたので
夜、窓を開けて外を見てみると
九時頃にはもう真っ白。
まだまだ降り続いていたので
翌朝にはかなり積もるだろうと思っていた。

以前の職場だったら
車で3、40分かけて通勤していたので
そんな日には、翌日の通勤がとても心配だった。
有料道路の側道を走っていくので
有料道路が通行止めになったりすると
車であふれかえるからだ。

当時から、アウトドア志向のdoironは
4WDの車に乗っていることが多かったので
こちらの運転よりも
混雑で動けなくなるのが問題であったのだ。

車をあきらめて電車で行くとなると
いつもより20分くらいは早く
家を歩いて出ないといけないから
これも大変なので
遅刻しても出来るだけ車で行きたかった。
帰りのジムのことも考えると
それが一番の選択肢であった。

ところが今は違う。
もし編集室に行かなくてはならなくても
歩いて行ったってたかが知れているしね。
取材となったら、ちょっと困るけど
雪を言い訳にして延期することだって可能だ。
先方さんさえ許せば、
こちらの原稿締切がタイトになるだけである。
幸い、今は各市の予算調べの仕事くらいで
土日の取材もなく
予約をしている病院通いの付添仕事もなかった。

世間的には悩ましい積雪なのだが
昨日は金曜日の夜。
多くのサラリーマンたちは
明日は休みだから
雪が降ったらのんびりしようと
ほっと胸をなでおろした人も多かっただろう。

さあて、外はどんな景色になっているだろうと
朝起きて窓を開けてみたら
すっかり雪は雨に変わっていた。
よそのおうちの屋根に積もった雪が
ざざーと落ちていく様子を眺めたり
神社のクスノキの枝先を震わせて
雪が落ちていくのを眺めたりしていたら
ふと疑問に思ったことがあった。

暖かい昼間、神社の森で
あんなに賑やかに鳴きまくっていた
コガラやシジュウカラ、モズやヒヨドリたちの声も
全く聞こえない。
こんな日はどうして過ごしているんだろうと
気になったから、散歩がてら観察に行くことにした。
神社に行くと、高い枝の先から
したたる雪解け水で、大粒の雨が舞っていた。
で、鳥はというと
時折、雪のうっすら積もったこずえの間を
声もなく飛んでいく影が幾筋か見えたくらいで
寒さに震えて、葉裏や木のうろで
身を寄せ合っている姿などを
見つけることはできなかった。
望遠レンズ持参で行ったのに
雨に濡れ損でした。

神社を抜けて公園に行くと、
みんな考えることは同じやね。
物珍しい雪景色を見ようと
雨にもかかわらず、いつもより多くの人が
散歩に出ていた。
まったく高齢者たちは元気である。
公園には
残念ながら、一面の雪景色はなく
雨で解けた雪原の片隅に
チラチラ雪が残っている程度でした。

通勤の心配はないが
この週末は少し外を走ろうと思っていたので
心配していた。
明日の天気予報を見たら
どうやら天気は回復しそうだ。
ひととき介護はミセスに任せて
日陰に残る雪を見ながら
カメラを持って少し街ランをしてみよう。