ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ハッピーリタイア

2012年01月16日 23時09分08秒 | 仕事

doironの退職を聞きつけて
いろんな人がいろんな声をかけてくれる。

先日はあるイベント会場で
社長からもじきじきに声をかけていただいたし、
この前は、一般会社であれば
株主の代表ともいえる人から
1冊の本をいただいた。

ある日、バッタバタの会議を終えて
席に戻ると、デスクの電話が鳴った。
その人の部屋に呼び出され、
「むむむ、何事じゃ」と思いながら
行ってみると、一冊の本を差し出され、
「これはケタケタ笑える本やから
ぜひ、仕事中に読んでください。」
といって渡された。

今年80人以上が退職を迎える中で
その人にとっての
今年一番のハッピーリタイア賞
をあげようと決めた退職者が
doironなんだそうだ。

退職にいたる事情は
多分、その人の広い人脈の中で
いろいろと耳にされているんでしょう。

それにしても、今年一番のリタイア賞とは
光栄でもあり、気恥ずかしくもありますが
何より、その人の温かさに
あらためて感動を覚えました。
職場では「さびしくなるなあ」
とか「もったいないなあ」と
doironの決断を惜しんでくれる人は多く、
それはそれでありがたいのですが、
何も言わずに
そっとエールを送っていただくような
言葉をかけてくれたのは
その人だけでした。

いただいたその本のタイトルは

「ハッピー・リタイアメント」

浅田次郎の作品である。
この人の作品で一番最近読んだのが
「オー・マイ・ガアッ!」
ラスベガスに行った「大前剛(おおまえごう)」
という人の話だ。確かに面白かったなあ。

一方で「鉄道員(ぽっぽや)」といった
人間味あふれる作品や
「蒼穹の昴」といった重厚な作品も
したためている。
幅広い作風を持つ作家だ。

株主代表として
いろいろと難しい重責を担われていながら
仕事中に読みやと行って渡してくれる
ユーモアもあわせ持っている
その人らしいセレクトのプレゼントです。

そしてまた「今度、いっぱい行こう」と
誘っていただいているので
それまでにはなんとしても
読み終えていなくてはと
ちょっとプレッシャーを感じ、
今夜は最低30ページは読もう
と思って布団に持って入るのですが
目がもたずに、30行が関の山という
毎日が続いている。

宿題がいっぱい残っているのに
夏休みがもうすぐ終わる
みたいな焦りにもさいなまれている
今日この頃だ。

今夜は頑張って夜更かしして読むぞ~