毎年、これだけはやろうという
いわゆる恒例行事というのがある。
例えば、春には花見、
夏には海水浴、
秋には紅葉狩り、
暮れには忘年会
みたいなのがね。
そういう行事ごとは
たいていブログにしているから
これだけ続けていると
タイトルもかぶってくるので
今回のように、タイトルの前に
年数を入れないければ
いつのなのかわからなくなってしまうんだよね。
特に最近は、そういう傾向が
随所に見られるので
考えた末の傾向と対策なのである。
さて、年末年始ともなると
うどん打ちも年末恒例行事だったのだが
昨年は年の途中で打ったし
年末はいろいろと心をとらわれることが
多かったため出来なかったんだわ。
しかし、正月はなんか心も
さっぱりし、時間もあったので
いつもどおりに書初めをすることにしたのです。
そこで、ちょっと
わがブログを紐解いてみると
書初めなるものを
初めてやったのは
2008年の正月でした。
今回で5回目となり
すっかりdoiron家の恒例行事として
定着しつつあるようだ。
道具は、これまですべて100均で揃えました。
えらいもんやね
墨、フェルト下敷き、半紙
なんと筆まで100円なんです。
まあしかし100円というだけあって
筆の毛先はばらばら、コシもありませんけど
どうせたいした字じゃないんで
それで十分、というわけなんですな。
問題は何を書くかなんです。
誰かにテーマを与えられるとか
そういうのじゃなく
自分で考えなければなりません。
(そんな自由さ加減がいいんですけどね・・・)
年末恒例の「今年の漢字」みたく
「今年の書初め」は、みたいに
ちょっくら頭を捻ってしまいます。
特に、昨年書いた
「命、力、楽、苦労、憂い、一生懸命、命
これで人生しりとりひと巡り」みたいな
あいだみつを風の書が楽しかったので
今年もその路線でいくことにしました。
どいだみつを降臨みたいなね。
それで、まず書いたのがこれ
大して意味はありませんが
公園を散歩していて
よくみる光景を書いて見ました。
それから、いろいろとこれからのことを
考えて書いたのが、これ
まあこれは、「初日の出」や「希望」みたいなもので
大人の書初めによくある言葉ですね。
意味はご承知のように
「恐れることなく突き進むこと」
今年のdoironにぴったりの
言葉だと思いました。
(う~ん、意味深)
そして最後に、
どいだみつをの登場です。
日々の暮らしを、こんな風に
シンプルに過ごせたらと思います。
(またまた、意味深~)
この書のポイントは
言葉の最後の「て」ですね。
「遊んで」とか「楽しんで」も
書きたかったのですが
濁りのない「て」にこだわってみました。
ミセスdoiron評
「笑ってと走ってが一番うれしそうに見える」
とのこと。
どんなもんですかねえ。
今年は加えて
義母さんにもdoironの書を
あげようと思っていたので
もう一枚したため、持っていって壁に貼ってあげました。
これ
さすがに、「走って」は無理なので
「座って」にしました。
doiron解説:
「眠って」は少し寝かせてみました。
「生きて」は長く書いてみました。
惜しむらくは、「座って」の漢字部分を
「て」の中に座らせたら
よかったかなと
こうして眺めながら考えてます。
しかしこんな書初め、
年に一度にするには
ちょっと惜しいくらい楽しいイベントですわい。
写真は義母さんが、
日がな一日座っている居間に
貼ってあげたところです。
「これはいいなあ」と
喜んでいる義母さんの目に
キラリンと涙が
光ってました。
正月からええことしました