ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

メモリー増設

2011年01月17日 21時35分12秒 | weblog

doironが使用しているパソコンは、
SONYの
「バイオW」PCV-W111だ。

OSはXP。

買ったときは、そのスペックで
10年は軽くいけるだろうと思っていたのだが、
ソフトが巨大化し、
最近はかなり動作に無理が見られるようになってきた。

ハードディスクの空き容量も少なくなってきていることもあるが、
なにせ動作速度に直結するメモリーの不足が
かなり深刻になってきていた。

もともとのメモリー容量は
256MBしかない。
最近のメモリーが安い機種でも
2GBはあろうかという時代だから、
かなり無理のある使い方である。
このパソコン、
使用者を切り分けしながら
ミセスdoironも使用しており、
彼女は最近の動作の鈍さにかなり業を煮やしている。
キーボードに向かいながら
ぶつぶつツイッておる今日この頃だ。

なにせ機械が古いから、
パワーアップよりも
むしろ新機種導入ということも
視野に入れていたので、
今の機械に手を加えることを
ためらっていたところ、
ついに彼女のやせ細った堪忍袋も
ぷちんと音を立てるのではないか
という恐怖感が芽生えてきた。
「どりゃー」と粗大ごみに投げ込まれる前に、
何とかしなくてはいけない。
動作速度を上げるためには、
貧弱なメモリー容量アップが必須である。

まずは、こんな古い機械にでも
装着できる増設メモリーが
あるかどうかの確認である。
携帯電話のメモ帳に、
パソコンの機種名、
製造年月日、スペックを登録して、
先日ブルーレイを交換してくれた電気屋さんに行き、
その時の担当者を呼び出して相談をした。

「メモリー増設にお金をかけるくらいなら、
今はパソコンも安いから買い換えてはどうですか」
という店員に対し、
「それは将来的に、2台で運用することを考えているので
わかったが、
今は当面あるパソコンをパワーアップしたいのだ。
そうしないと今のパソコンが粗大ごみにな
るのじゃ。
不憫なのだ。」と説明をし、
一緒に考えてもらうことにした。

増設メモリーなどの周辺グッズが充実している
「バッファロー」で探してみると、
どうやら今の機種に合うメモリーは
「DD333」というシリーズだという。

でも今販売しているメモリーにその型番はもうない。
後継として売られているのが
「DD400」というシリーズだ。

それは最新のOSであるwindows7にも
対応しているとのことであるが、
そんなことより古い機械でも使えるのかどうか
ということが問題なのだ。

「多分いけるでしょう」と店員は言う。

「た、たぶんとはどういうことや。
あかんかったらどないしてくれんねん」
と迫ったら、
「いけるはずです」と言葉を変えてきよった。

「よっしゃ、その言葉を信じてやってみるわ」といって、
512MBのメモリーを買って帰った。



いきなり、パソコンを分解するのもどうかと思うので、
一応事前にホームページを探ってみたら、
まさにW111のメモリーを増設した人のブログに行き着いた。
今の世の中、ほんまに便利やね。
同じことを考えてる人が結構いるもんだ。

ただし、その人が使用しているメモリーは
DD333の方である。
みてみると、以外に簡単そうなので
早速買ってきたDD400-512を装着することにした。

細かい部品でもあるので、
扱いは繊細かつ慎重にしなければならない。
まず電源関係はすべてシャットアウトし、
ねじを緩めてパソコンの裏ブタをはずす。
すると現れるメモリースロットの
金属ふたを慎重に開けると
そこに空きスロットがあった。

その空き部分を、
まずはHFC152aのスプレーで掃除をしてから、
すでに入っているメモリーの装着状況を参考にしながら、
こわごわメモリーのボードを差し込む。
切りかけ部分があるので
方向を間違えることはまずない。
だが機械相手に、
最悪パソコンがパアになるかもしれない
という恐怖感でここまででもかなり神経をつかった。

まして人間相手に
最悪、命も落とすかもしれない
という手術をする医師の緊張は
いかばかりであろうと、
先日のカテーテル手術を思い出しながら
作業を進めたのであった。

メモリーボードはうまくハマッた。
留め具もきっちり留めた。
最後まで緊張の手を緩めず、
パソコンのふたをして、
ようやく作業完了である。

後は動作確認だ。

配線を復元し、期待を込めてスイッチオン!
ジジジジジーとハードディスクの音が鳴る。

まずは、初期画面が出るまでの時間が
飛躍的に速くなっていることを実感した。
次にコントロールパネルを立ち上げ、
メモリーの状況も確認すると、
実装メモリーが736MBと表示されている。

256+512=768MBのはずなのだが、

まあ、固いことや小さいことは言いっこなしだ。
とにかくメモリーは拒絶反応もなく
doironパソコンに受け入れられたようだ。
いつも死ぬほど時間のかかる
写真の加工なんかもやってみたら、
サクサク画面が切り替わってくれる。
間違いなくパワーアップは成功である。

買ったときは、強烈だったパソコンも、
年月がたつと、物足りなく非力に見えてくるもんやね。
同じように歳月を経たら、
doironの頭もメモリーがオーバーフローし始めていくし、
身体も動作速度がこれから鈍っていくんやろなあ。
そう考えたら悲しいもんじゃのう。

プッチンとメモリーを差し込むみたいに、
人間も簡単にパワーアップしてくれないもんかねえ。

ま、とにかくパソコンの動作環境は
かなりよくなった。
せっせとブログルことにしよう。