"蝦蟇倉市事件1"を読みました。
短編集です。
蝦蟇倉市という架空の市の中で次々と事件が起きます。
いろんな作家の人たちが一人一編で書いていきます。
きっとおもしろいに違いないと企画されたものなの
でしょう。
でもどうも楽しくありません。
もともと不可能犯罪が多発する蝦蟇倉市という設定
ですからなんとなくしめっぽく暗い印象を受ける
好きになれない場所です。
それぞれの作家が書きつないでいくと全体に一貫性が
なくなります。
それがおもしろさを発揮すればいいのですが
ぷちんぷちんと気分が途切れて嫌です。
短編の中でよかったのを挙げるとするなら福田栄一の
"大黒天"でしょうか。
"蝦蟇倉市事件2"がありますが、今のところ読む気が
起きません。9/14
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