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群馬・松井田の“福寿草”自生地

昨日に続いて・・・                                                                               「ロウバイの郷」 を訪ねた際、少し足を伸ばし、群馬・松井田にある「“福寿草”自生地」を探しにいってきました

R18号松井田バイパス線から県道・松井田~倉淵線に入り、「ロウバイの郷」を左手に見ながら更に5分ほど走った所の山里は、松井田町上増田木馬瀬(ちませ)といい、幾つかの“福寿草”自生地があるので知られています

上増田木馬瀬の増田川左岸にある小山が、“福寿草”自生地だと立て看板があり、車を止め覗いてきました                                                                                         木馬瀬の“福寿草”自生地は、昭和62年に松井田町(当時碓氷郡)の天然記念物に指定されているそうです

県道から20m程入った処の墳丘状の小山一帯に生えているというので、上がって“福寿草”を探したのですが、残念ながら今年は寒いせいか、ちっとも姿が見えませんでした                                                 例年だと今頃から咲き始めていると言うのですが、一体どうした訳でしょう

小山の頂上に、小さな石の祠がありました                                                              祠には何が祀られているのかは分りませんが、祠周りに“福寿草”が特に沢山自生しており、咲くときはとても見事なんだと地元の人に聞かされました

木馬瀬には、この“福寿草”にまつわる伝承が残されているそうです

伝承とは、                                                                             『幕末の偉人、小栗上野介(小栗忠順)が、勘定奉行を罷免され、領地の権田村(現、高崎市倉渕町権田)へ向かう途中、この木馬瀬に幕府再興の軍資金を埋めたのだそうです                                                  この小判は日の目を見ることなく地中に埋もれていることを悲しみ、いつの頃からか地上に萌え出して黄金色の花を咲かせている』 というもので、“福寿草”は徳川幕府再興の黄金花だというものなんですね

この為、この花を採って家に植えると不幸があると言われるそうですから、自然保護の伝承にもなっているようです

 

祠の横に“福寿草”自生の謂れの立て看板がありました (左上画像)

「“福寿草”自生地」に入る所で、道祖神が祀られていました (右上画像)

あと2週間位したら、また小判探しに来てみようかな  

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