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“タンキリマメ(痰切豆)”!?か “トキリマメ(吐切豆)”!? 

先月末近くの公園を散策した時、赤い豆形の殻を破って、黒光りをした種子が顔を出しているつる植物を見つけました

杉林の縁近くに出た笹竹に絡まって、周りの寒さの中で、果実がとても目立っていました 

時たま歩いていたこの路ですが、初めて見た果実です

生えていたのは道路横ですが、2~3m奥で  撮影の足場が悪く、ややブレてしまいましたが、まあ面白い顔つきに撮れたと独りよがりしています

帰宅して、ネットやら図鑑で名前探しをしましたら、“タンキリマメ”か、もしくは“トキリマメ”ではないかと分りました

共にマメ科のタンキリマメ属で、花の色形、果実の色形もそっくりのようです                                               唯一の違いは葉の形が少し違っているらしいのですが、見つけたこの時期は葉が落ちて見分けがつきませんでした

“トキリマメ”の別名は“オオバタンキリマメ”と呼ぶそうなので、正確名称は葉の出たときにまかせるとして、今回は“タンキリマメ”としておこう・・・と  

“タンキリマメ”はつる性の多年草で、暖地の山野に自生し、葉は互生し、柄の長い三出複葉です                                 夏・葉腋に黄色の蝶形花が総状に咲きます                                                              秋になると、豆果が赤く熟し弾けて、黒色の種が露出します                                                         この種を煎じて飲むと、「淡きり」の効能があることから、“タンキリマメ”の名の由来になったようです

名前がちゃんと“痰きり”なのに、“タンキリマメ”の薬効は「知る人ぞ知る」ことなのか、薬用図鑑では載っていません

何でかな~!?・・・ちょっと妖しいと言う事なんでしょうか??

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