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“フキタンポポ”の花が輝いて見えました

先日スーパーの野草販売で、“タンポポ”に似た花がポットで咲いているのを見つけました

まだまだ毎日の寒さが厳しいので、まさか “タンポポ” は咲く筈ないと思いつつ、名札を見たら“フキタンポポ”(→キク科・フキタンポポ属)と書かれていました

“フキタンポポ”はユーラシア大陸~アフリカ北部にかけて広く分布しており、日本には明治時代に渡ってきたそうですが、今では一部野生化したものも見られるようです                                                                                           花期が1~3月である為、お正月向けの花として、 “福寿草” と並んで最近よく売られるようになったようです

そういえば花芽の出方が “福寿草” にちょっと似ています                                                                     葉はまだ出ていないので、観察は出来ませんでしたが、“蕗(ふき)”に似ているそうで、“フキタンポポ”の和名の由来になっているそうです                                                                          尚“蕗”は雌雄異株ですが、“フキタンポポ”は雌雄同株です

“フキタンポポ”は冬に氷を割って出てくるので漢名は“款冬(かんとう)”と呼ばれています                                           

中国では葉は「款冬花(かんとうか)」という生薬名で、鎮咳去痰作用があるとして利用されています                       またヨーロッパでも、古くから咳止めハーブとして知られているそうです…尚この事から、英名では“カウフォート(咳治し草)”と呼ぶそうです

 “フキタンポポ”の花は陽があたると開き、夕方には閉じる花だそうで、色合いも含め、有り難味を感じます

“款冬”の「款」の字は、「まこと」とか、「欠のない」とか、「ひとまとまりの」などの意味があるそうです
花は立ち上がるようにまっすぐ咲きます

そんな所から、“フキタンポポ”の花言葉は、「 公平な裁き 」 です

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