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サボテン・“四海波”の花が明るい表情で咲いていました

 先だって行った赤城山麓にある「群馬フラワーパーク」内のサボテン園で見つけた“四海波”というサボテンを紹介します

“四海波”は勿論サボテンで、メセン科のフォーカリア属と呼ばれる小型の多肉植物で、南アフリカが原産地です

外では赤城山系に白く雪がみえる時期ですが、温室内は春真っ盛りの暖かさでした

サボテン園の片隅で、“四海波”が花を沢山咲かせていました                                                  その花顔は、ちょうど春爛漫の時期に咲く“タンポポ”に似た顔をしていました

 

“四海波”はとても丈夫な品種で、一年中雨ざらしでも、水遣りもなくても生き抜くたくましいやつだそうです

“四海波”はメセン科「フォーカリア」の基本種で、交雑しやすい性格らしいので、雑草のたくましさが身についているのですね

サボテンで刺を持つのですが、丸みを帯びた菱形葉はとても愛嬌がある印象です                                         直径3~4cmの黄色いタンポポ花も明るく可愛く感じます

    ちょっと薀蓄(うんちく)で~す

メセン科の「メセン」というのは、多肉植物のうち観賞用に栽培されるものの通称を言うようですが、日が当たると開花し、日陰や曇天、夜間などは花を閉じるものが多いことから、「真昼の花」という意味をもっていたそうです                                                                                     因みに“四海波”は、午後3時頃から開いて6時位になると閉じてしまうと、フラワーパークの案内で書かれていました

日本では、「メセン」は「女仙」の漢字が当てられるそうです                                                               この漢字のいわれは、“サボテン(=和名は「仙人掌」)”が、刺に覆われて男性的な印象を与えるのに対し、“メセン”はすべすべ肌で、女性的なところから、「女性的な仙人掌に似た植物」という意味を持たせたように考えられます

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