生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

愛と呼吸の方程式

2009年01月16日 | 第6章:明るい感情の領域
古代からの<呼吸>に関する名作は沢山あります。祈りの領域でも恋人との愛の関係においても、武道においても、医学においても、この呼吸に関する研究と思索は人間の一番重要な領域だからでしょう。性愛の世界でも同じです。呼吸の世界は不思議な世界です。生命と直結しているせいでしょう。呼吸の深さ、間合い、で勝負が決まります。武道で勝つ時は、この呼吸が教科書通りの場合です。吐くときの技、吸う時の技、この秘訣は努力の賜物。しかし意識して努力しなければ最高の喜びは得られません。行動の勝負は吐くとき、五感と体感の感度を高めるのは吸う時ですが、その程度は人により違います。:<呼吸:220-4>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。

人気blogランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太極拳の女性は何故、爽やかか!

2009年01月15日 | 第6章:明るい感情の領域
陰湿そうな女性が真面目に太極拳を最低3年継続していると印象が実に爽やかに変身していきます。大学病院の精神病棟での太極拳演武で、心の病が改善されていく現象は今では常識となっています。何故そのようになるのか、沢山の本が出始めています。私はこの効果を実際に病院で活用して心から感謝しています。日常生活での心の乱れが、太極拳風の呼吸を大らかに、たゆとうようにしていると、自然に呼吸が整い、気分が落ち着いてくるのを五感と体感で感じます。数千年の歴史に育まれたこの技は、さすが仙人が長生きしたい一念で考え出した技だと納得出来ます。太極拳は邪心を戒め、宇宙のように広い心をいつも求めます。心が乱れていると立禅すら出来ないのを人々は演武する中で気づいていきます。段々と外見も爽やかな美しい表情の女性に変身していくのは当然でしょう。:<呼吸:220-3>:

いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。

人気blogランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康感と森の中の深呼吸

2009年01月14日 | 第6章:明るい感情の領域
自分の感情を無視すると、どんな頑強な人間でも心の病になります。感情の処理を誤ると人生も狂いだします。感情の種類は万とありますが、或人は<健康感>が分からないようです。人は遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の状況が全部違いますので、自分の基準となる健康感を意識しておく必要があります。その為には一度美しい森の中で、しかも少々太陽の光が注ぎこんでいる場所、小鳥の鳴いている場所、花もちらちら見える場所で一度、深呼吸をしてみましょう。その時感じた健康感がその人の基準となる大事な健康感です。:<呼吸:220-2>:
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美人薄命と呼吸の関係

2009年01月13日 | 第6章:明るい感情の領域
イギリスの大学研究室に居た頃、美人は何故薄命なのかを真剣に研究している遺伝子専攻の学者がいました。難しい論文を沢山書いておられましたが、その先生を中心にワインを飲んでいた時の雑談がとても印象的でした。あまりにも綺麗な女性は男性との関係の中で、我々の想像もつかない呼吸の乱れがあるからだ、と断言していました。心が乱れると呼吸が乱れます。呼吸が乱れると心臓の鼓動数も激増します。生涯の鼓動数はほぼ一定のようですから、何となく、その先生の意味するところが理解できましたが私の心が怪しく乱れたのを思い出します。呼吸について思索していきます。:<呼吸:220-1>:
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛しい家族を看取る!

2009年01月12日 | 第6章:明るい感情の領域
厳しい現実を生き抜き最後を迎えつつある愛しい家族を誠実に看取らなかったAさんは悔いを残しながら死んでいきました。Aさんの父親は戦争の時代で青春らしい青春も知らず結婚して家族を養い、そして家族に見捨てられたような最後。それなりの理由があって家族に嫌われたようですが、それでも父親を看取らなかったAさんは生涯苦しんでいたようです。Aさんもまた家族に見捨てられた状態で息を引き取りましたが、親子二代にわたるこの哀しい話は色々の示唆、教訓を与えてくれます。さて人間の臨終の最後の希望力は天国への希望しかないようです。<死ねば全てがゼロになる>思想は人類の敵かもしれません。<全ての人々が真剣に生き抜いた先には温かい天国が存在する>この思想を真剣に生きている間に考えつつ、この世を明るく楽しく生きていきたいものです。:<末期療法:219-5>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国のイメージ

2009年01月11日 | 第6章:明るい感情の領域
古代から世界の色々の歴史と文化の中で<天国のイメージ>が語られてきました。紀元前3000年前のシュメール文化でも語られています。現代も天国のイメージが気になるので、哲学者から占い師まで熱弁をふるいます。世間の人々は専門的にその思想史を勉強しているわけではないのですが、やはり気になるので無視はできないようです。比較宗教学はそれぞれの考え方を大切にしていますが、私はキリスト教、特にローマンカトリツク(バチカン)の思想に共鳴しています。現代の解釈は欧米の古い教会や修道院で見る名画とは違います。<魂は老いることもなく病むこともなく、永遠不変のもの、愛そのもので自由意思を持ち、記憶もある、言語を越えて相互に瞬間に理解しあえ、暖かい愛の世界に生きている世界>と言う魂の定義を前提に天国のイメージを考えていくと、あとは各自がどんなイメージが自然に心に浮かんでくるでしょう?今、地球で生きている成育史の違う66億の人間が描く願望的なイメージは、とても重要なもので、そのイメージの集積が案外、本当の天国を示唆しているかもしれません。:<末期治療:219-4>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間の神秘的な力は凄い!

2009年01月10日 | 第6章:明るい感情の領域
家族の死は本当に辛いものです。しかし実に驚く場面に遭遇します。父や母の死を錯乱の中で直面して感じたことですが、死にゆく本人が、もう死ぬな、と感じるや見事にアイデンテイテイーの統合が、健康で生きている時には出来ないようなスピードで死に向かって考え方が整理統合され、堂々と自分の死を迎えられるようになつていくのです。覚悟と言うか居直りというのではなく大自然からの恩寵というのか、神仏の神秘的な働きかけというのか、よくわかりませんが、自然にそうなつていく姿を見ると、今から哲学や難しい勉強をしなくても、その場になれば神様がキチンと指導してくださるようです。介護の専門知識も必要でしょうが、天地に身を委ねようと言う考え方の方が美しく楽に死ねるようです。:<末期療法:219-3>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古代ギリシャの変な思想には注意!

2009年01月09日 | 第6章:明るい感情の領域
プラトンやソクラテスは素晴らしいのですが、ある時期、変な哲学者も現れました。確かに人間の死は辛いものですが、だからと言って天国を意味なく強調した為に愚かな人々は先を争って自殺していつたのです。時の政府は慌てふためいて自殺を禁止し、その哲学者を逮捕しました。現代でもその類の自殺妄想が流布していて、時々集団自殺という悲劇が生まれています。人間は理性を大切にして、現実吟味力を知的に発露していかないと想像もつかないような愚かな事件を生みだす危険な生物です。末期患者を家族に持つ私たちはこの人類の愚かさを繰り返さないように本当の愛とは何かを思索していきましょう。:<末期治療:219-2>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は何故、自分の死を恐れるのか?

2009年01月08日 | 第6章:明るい感情の領域
人類の歴史での大問題を一言で表現するのは無理ですが、病院での末期療法の経験から考えると二通りの患者さんがいます。同じ臨終を希望を持って死んでいく人、苦しみと疑問の中で死んでいく人です。見守る人々はあの世の存在を信じて死んでいく人を見ると安心感をかんじているようです。そんな体験から推察するに、自分が死んだら必ず天国へ行けると確信すると人は自分の死を恐れなくなるという事実です。末期療法についてしばらく考えていきます。<末期療法:219-1>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心と体は病んでいても魂だけは病むことはない!

2009年01月07日 | 第6章:明るい感情の領域
日本の学会では殆ど話題にも上りませんがアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの一流の大学研究室、特に比較宗教学の世界では常識の話です、その常識とは<心と身体は病むことがあっても魂は病むこともなく、老いることもなく、永遠不変の存在で臨終とともに身体から離脱していく知的生命体>という概念です。魂については数万年、人類の間で色々語られています。どれが真実かはそのうち学者が何か言うでしょうが、比較宗教学では<信じて見えてくるもの、見えなくなるもの>を検証していきます。魂は病むことがない、と信じた場合、例え心と体を病んでいる持病があったとしても自分の魂は健康そのものだ、と信じると勇気と愛と知恵が見えてきます。:<持病:218-5>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DNAの働き方に勇気が与えられた!

2009年01月06日 | 第6章:明るい感情の領域
DNAに関する最新の先端技術と知識に関する本が沢山出ています。素人ながら読みといていくと人生の色々の困難に立ち向かう勇気が出てきます。DNAは環境に適応して生き抜く働きをしているのは当然としても、人間の場合は人生での希望や理想に対しても、その夢が叶うように働いているようです。面白い話がありました、それは女性が男性に愛されたいと願うと肌も白く美しくなる、というのです。このように男性も自分の生涯をかけた仕事上の理想も、段々と実現しやすいように意思力だけでなく、それを感じとった大脳がDNAに指示をして自然と協力しながらその願いを現実化しているような学説を知ると<意思ある所に道あり>と我々を勇気づけてくれた古代の人々はDNAを知らなくても、そのあたりの人間の可能性について何かを感じていたのでしょうか?持病についてもあまり悩むことなく希望を燃やした方がいいようです。:<持病:218-4>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二十歳を過ぎると老化現象が始まる!

2009年01月05日 | 第6章:明るい感情の領域
医学的には二十歳を過ぎると老化現象が始まると言われていて、それは真実なようですが、人はその類の情報をどう処理したらいいのか分かりません。心理療法の立場からは医学知識は大切にしますが、心の環境として理解させます。つまり事実は事実として大切ですが、森羅万象の解釈を病的にするか、健全にするかで人生が決まっていくので明るく前向きに(希望を持てる解釈の事)解釈する訓練をしていくと、体感として変だなあと感じてもこれは老化現象の一つだろう、と軽く考えるようになります。老化であろうとなかろうと、どうしようもない生理現象だからです。臨終のときですら(ターミナルケア)自分の死を明るく迎える人もいるくらいですから老化現象は恐れるに足りない問題です。:<持病:218-3>:

人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持病を太極拳で軽くしよう!

2009年01月04日 | 第6章:明るい感情の領域
人間の知恵、しかも数千年維持してきた基本技は、それなりに大きな意味があります。人間の大脳も数学の問題をルールにのっとりキチンと回答ができると心がすっきりするように一定の形を演武する太極拳も人間の心を実にすっきりさせる不思議な力があります。この練りに練られた24の形を覚え演武していくうちに体が大きな喜びに動かされるのを感じだします。形式美と自律神経の関係は深い繋がりがあり、平素の疲れ、不安感すらも明るい感情に変化していきます。持病に固執し、その事から想いが解放されないと、どんどん不快感が蓄積され悪循環に陥ります。心は何者にも支配されない世界です。身体に病気があってもこの太極拳の自由な大きな喜びを体感すると益々心の自由と体の不自由さの違いが分かり、セルフコントロールが上手に幸せ感を感じるようになります。:<持病:218-2>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持病をどう解釈するかで人生が変わる

2009年01月03日 | 第6章:明るい感情の領域
人生には色々の事が起きますが遺伝的な持病とか生活習慣からの糖尿病とか何故か理由が分からずに病気となり、持病を持つ日々が生まれることもあります。そんな時にこの避けられない持病をどう解釈するかで日々の幸福感が激変します。遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の6要素で病気が出てきますので、せめて心の環境を整えて明るい人生にする事は可能です。心は自由ですので持病に固執せずに何とか明るい人生を感じ取るにはどうしたらいいのでしょうか?この持病の解釈を巡り考えていきます。:<持病:218-1>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然の中のインスピレーション

2009年01月02日 | 第6章:明るい感情の領域
箱根の二日目の早朝、珍しい音で目が覚めました。何の音か、多分山からの風の音と枯れ木が触れ合う音かもしれません。芦ノ湖が見える外に出ると突然、或イメージが湧いてきました。このイメージは密かに大事にしたい、口に出したらこの価値は半減するなあ、と思いました。誰にも言えない宝物、神様にしか見せたくない感じの貴重なイメージでした。しかも確実に実現するだろうなあ、というものでした。長い人生の途上で感じる数々のイメージで、これは間違いなく実現するなあ、とおもったものはほぼ100パーセント実現しています。そんな恩寵はこのような自然の中でしか湧いてこないようです。:<目覚めの気分:217-5>:
人気blogランキング
<クリック有難うございます>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする