生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

駄目両親!

2006年12月28日 | 第1章:愛の領域
長い治療活動の中でいつも考えさせられますが、一番気の毒なのが<駄目な両親を持った子供が、親を駄目だ、と認めない子供達>です。子供の立場で<あーあ、駄目な両親だなあ>と感じたら、もうその親は駄目両親なのです。子供は小さい時から、何故か、親が駄目なのに、自分が駄目だと考えるように仕組まれています。子供は生きる力(経済力、体力、知恵)が無いから、本能的に相手を非難する事が危険な事だ、と認識しているのです。その本能的習性がいつのまにか、思想形成、人格形成にまで影響を与えています。実に沢山の子供達が、この習性から自分を病気に追い込んでいるのに気づいていません。駄目親を駄目だ、と識別する勇気が無いと、自分を病人にしてしまいます。:<NPD3:両親論:35-5>:

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