生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

貴婦人

2006年02月04日 | 第2章:心理療法の基本
生き甲斐探索の旅で出会う<貴婦人>。さてどんな女性が私に<生き甲斐>を<感じ>させたのだろうか?<生き甲斐を感じさせる>女性と<愛の原型>が深い関係にあります。私は戦犯の息子、少年時代はお小遣いに困り、母からの買い物のおつりを返さず数週間ごまかした時、夕食の後、兄姉の居ない夕暮れの庭に、私一人を静かに呼んで諫めました。以来<恥をかかせずに、暖かく、静かに、諫める母の面影>が私の<愛の原型>です。<私の貴婦人>は、どうもこの<愛の原型>と重なるようです。イギリスで出会った16世紀以来の名門の婦人も、この<愛の原型>に重ならないと<私の貴婦人>ではありません。<さりげない暖かい配慮>をされるとその婦人は私の<聖母マリア>様となります。面白い精神現象があります。<相手が好む話題>を投げかけると、そこには必ず暖かい友情のような、愛の想いが流れ出します。お世辞ではなく、誠実な心で話題を出すと、<相手>に<暖かい心>が流れ出し、<私>に美しい想いが<五感と体感>で感じ出すと、後は自然に<わたしとあなた>は螺旋状に天にむかってひたすら上昇していきます。相手が好む話題を提供すると、人々は幸せな時を共有します。私に<暖かい想い>を与えてくださる婦人が私の<貴婦人>:これが男性の深層心理での根本原理。男性の私は女性に対して暖かい想いを与えてきたのかなあ。我が人生を懺悔しつつ:
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