生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

益々喜びの新年へ

2006年01月01日 | 第2章:心理療法の基本
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。さて新年早々、何でこざいますが、大晦日の晩は色々の映像をテレビを見ている内に、心が乱れました。何とかさんの偽造から沢山の方々がローンを背負いながらマンションを泣き泣き出て行く姿を見たからです。その他の映像も病床に伏している方、イラク、アフガニスタン、様々な映像で私の心は乱れに乱れました。しかし除夜の鐘を聞きながら、不思議な現象も私の心に起きました。私はローマン・カトリツク(ローマのバチカンが本山)の信徒ですが、日本人のDNAをしっかりと持っている自分を感じた晩でもありました。除夜の鐘を聴いている内に、心の中に一つの映像が浮かんできたのです。若い頃、煩悩を流し去りたい一念から、友人の神主に頼んで那智の滝は大きくて恐ろしいので、傍の小さな流れの、小さな滝で修行した風景を想い出しました。そんなイメージの中で、テレビの鐘の音を頼りに、乱れた心の一つ一つを、全国の古寺の鐘の音一つ一つで、水に流している私を感じました。日本の古代神道は古代ユダヤ教の流れ、という学説はともかく、私の心がお寺の鐘の音で統合されていったのです。日本人である自分を改めて嬉しく思いました。さあ、今年も、色々ありそうだなあ、しかし、やるぞ、と思いました。錯乱から統合へ、錯乱があったお陰で、爽やかな統合の世界へと誘う自然の摂理に感動した元旦でした。ではまた明日お会いしましょう。

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