生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

昔の恋、今の愛

2006年01月04日 | 第2章:心理療法の基本
昔の恋、と言いましても、ここでは初恋(片想いを含む)、青春の恋、私の友人のように20代後半での自覚性初恋を含めて、昔の恋を総称して語ります。自覚性暗い恋、自覚性明るい恋、色々ですが、生き甲斐探索中の人にとって昔の恋は大きな影響を与えています。問題は昔の恋の経験をどう解釈しているかが、今後の生き甲斐探索の成否です。恋人が自殺した経験を持つ人、人妻になってしまった人、現在有名人になっている昔の恋人を泣きながらテレビを見ている人、固執障害的な回想はこれからの人生をねじ曲げていきます。昔の恋にしても、苦々しい人生の思い出にしても、全てこれは神様からの試練だと考えましょう。問題は残されたこれからの人生を明るく、元気に、逞しく、爽やかに生きていけるか、どうかの問題です。人の心は自由です。過去にとらわれるのは本当に馬鹿馬鹿しい事です。どんな人生体験でも<体験の解釈>をする時は自己肯定的に解釈しましょう。<暗い暗いと言うよりは、進んで明かりをつけましょう>という心のともしび、というラジオ番組がありますが、是非、聞いてくださいね。私の書いた原稿も月に一度は素敵な女優さんが朗読してくれています。現在の愛は全て昔の恋の体験のもとづいており、愛し、愛されている今の愛は神様からの最高のプレゼントです。現在の愛は、人に向けられたものばかりではありません。神仏に向けられた愛もあります。神様の愛を五感と体感と理性で意識し、カトリツクの修道院で日々、神様の愛と向き合いながら生きている沢山の修道女、人里離れた修道院で日々、観想と黙想に明け暮れる男子の修道者にも共通の<生き甲斐の心理学>です。ではまたお会いしましょう。

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