生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<好き><嫌い>は人間の原初感情

2006年01月30日 | 第2章:心理療法の基本
成熟した大人の社会では<好き><嫌い>の視点で発言すると、とかく軽蔑されます。その結果<好き><嫌い>を連発する大人を<まだ大人になっていない人>と低く評価します。人間の感情の種類は沢山ありますが、この<好き><嫌い>の感情は人類の<原初感情>と言われていて、この二つの感情を抑圧すると、人は心の病になる可能性が高くなります。心理療法の治療で一番苦労する事例は<好き><嫌い>が分からない人。恋愛結婚をして1年過ぎる頃<理想の人>が実は<変人>だった、と気づく事例は案外多いのです。そんな場合は<あなたの、ここが変>とは言えませんし、第一、<意識出来ない>のです。<ここが変>と<意識から言葉に成る>迄には相当の知恵が必要です。言葉にすると、とかく問題が出ますので、せめて心の奥深い領域では<好き><嫌い>の原初感情を養っていく訓練をして下さい。長生きの秘訣です。好きな話題、嫌いな話題は、好き、嫌いの感情を豊かに育ててくれる天からの賜です。:<64-2>:


人気blogランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする