生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

美しく<聴く>と、流れ出すものは<喜びと感動>

2006年01月26日 | 第2章:心理療法の基本
<傾聴訓練>を生涯積んでも心理療法として聴ける時間の限界は、最大で50分と言われています。それほど傾聴するのは難しいものです。しかし愛しあっている者同士は何時間、話し合っていても疲れないのは何故でしょう?嫌いな人の話は1分も持ちません。この<珍現象>を利用して心理学を勉強する方法があります。もし、<生き甲斐の心理学>に深い興味がある人なら、難解な専門書を読むのも大切ですが、この人間の傾聴訓練を通して研究するのが<お金がかかりません>。わざわざ<海外の大学>に留学してノイローゼになり帰国する人も多いのですが<コツ>さえ覚えれば<嫌いな人を通して留学以上の成果>を生む事が可能です。そのコツをカール・ロジャースという学者は3つの条件を提案しています。1:無条件の肯定的配慮、2:共感的理解、3:純粋と一致。この3つの条件を上手に活かす傾聴方法を訓練すると<嫌な人の話から何とも言えない喜びと感動>が湧き出してくるのです。これは本当の話です。私も40年間、この手法を一部の心理療法で活用しています。この訓練方法を今までも、これからも、もう少し詳しく勉強していきましょう。:<63-3>:

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