風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

NHK交響楽団 第1994回定期公演 Bプロ @NHKホール(10月26日)

2023-11-03 21:51:17 | クラシック音楽



このBプロも本来はブロムさんが振る予定だったのだけれど、代打で尾高さんに。

【ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」】
23日のリサイタルに続いて、協奏曲でもアンスネスを聴けて幸せ
きっちりと端正な、でも美しさや抒情的な面もちゃんとあるアンスネスのピアノはやっぱり良い!
2楽章、美しかった。。。。。
ブロムシュテットとアンスネスの北欧コンビの協演が聴けなかったのは残念でしたが、尾高さん指揮のN響もきっちりと美しくつけてくださっていました。
そして、協奏曲を弾くアンスネスを見ながら、協奏曲を弾いていたペライアの姿を思い出していました。やはり、二人にはどこか似たものを感じる。

【ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」-第2楽章(ピアノアンコール)】
前日のアンコールはブラームスのop.116-6を弾いたそうですが、今日は「悲愴」の第二楽章!
先日のリサイタルで感動したこの曲をもう一度聴けて嬉しかった。
優しい音色に、ペライアのこととか、あるいは亡くなった人達のこととか、色々浮かんできました。

(20分間の休憩)

【ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90】
数年前にブロムさん&N響でこの曲を聴いときは晩秋の夕映えが見えたけれど、この日の演奏は真夏か真冬か、攻める系の方でした。この曲の演奏って2種類あるよね。攻める系と攻めない系と。
と思ったけど、もう一つ例外的なのがあった。オペラのように雄弁に歌う系(昨年のティーレマン)笑
というわけで攻める系ではあったけれど、きっちり真面目な感じで、今日の演奏を聴いた知人が「日本のブラームスという感じ」と苦笑していたけれど、そうね、確かに




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