cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

スイスの旅 その4 ~サンタ・マリア~

2007-06-18 11:06:50 | 旅行

2007年 6月8日(金)

ミュスタイアの辺りはハイキングコースがあって、

車の道路をはずれて景色を楽しみながら散歩を楽しめる。

前日にハイキングマップをゲットしていた私達はチェックアウトを済ませた後、

荷物をホテルに預けてサンタ・マリアという隣村へと歩き始めた。

目的地まではバスで2駅。

ゆっくり景色を楽しみながら歩いても1時間ほどの距離だ。

雪解け水が流れる濁流。冷たそう!!

花、花、花。

この時期、たくさんの花が咲き乱れる草原は本当に美しい。

朝露に靴を濡らしながら、歩く、歩く。

まさにお花畑。色とりどりの名前も知らない花たち。

日本ではあり得ないこの光景に感動しっぱなし!!

ちなみにサンタ・マリアの標高は1375m。

平地にいる時よりもほんの少し息切れする感じがある。

空気はとても澄んでいてすがすがしく、心が洗われる感じがした。

これがサンタ・マリアの村。

ひときわ高く伸びる教会の塔がスイスっぽい。

サンタ・マリアの郵便局近くに「TESSANDA」という手織りのお店がある。

手芸好きの従姉妹と私はこのお店を旅の楽しみにしていたのだ。

http://www.tessanda.ch/ ←興味がある方は見てみて下さい。

1階が店舗スペースで、美しい手織りの布やかばん、ネクタイやジャケット、

布雑貨などが並んでいる。

正直かなりお高いが、ものすごく凝った模様のしっかりした織物で、

織る手間と時間とデザインの美しさを考慮するとその値段も納得。

ここでは10日間の織物体験コースみたいなものもやっているそうなので、

織を志す方、たっぷり時間のある方は是非どうぞ。

2階は実際に機を織るスペース。若い女性が多い。

織り機は大きくて複雑。種類の違うものが何台も並んでいた。

壁の棚には一面にカラフルな毛糸と糸が並んでいる。

これはジャケットなど分厚い布を織るための毛糸。(だと思う)

私なんかはこの部屋で糸に囲まれているだけで幸せな気分になれる。

木のぬくもりとカラフルな糸、バッタンバッタンと機を織る音。

いいなあ。

「こんなとこ一生に一度しか来れないかもしれないぞ!!」

ということで、布やら雑貨やらカバンやら、たくさん買い込んで店を後にしたのだった。

さて、帰りは来た時とは別のコースを通ってミュスタイアのホテルまで戻る。

老夫婦が庭のベンチで仲良く日向ぼっこをしている光景が微笑ましい。

スイスの人たちは日々の生活を、日光を、草花を、とても上手に楽しんでいる。

スイス流かかし(?)

スプーンの手にじょうごの帽子が面白かわいい。

ホテルまで戻るとちょうどお昼だったので、ホテルのレストランで昼食。

イタリア国境近くなのでパスタがおいしいかなあ、と期待していたのだが、

前日の夜食べたスパゲッティはゆですぎであまり口に合わなかった。

こちらのラビオリはまあまあいけた。

なにぶん田舎町、当たり外れもある。

預けていた荷物を受け取り、バスに乗り込んでミュスタイア・サンタマリアを後にした。

4日目、旅の半分が終了。

コメント (2)
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