プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★屋久島紀行④:指宿

2018-06-25 08:17:47 | 日記・エッセイ・コラム
 鹿児島県への旅は、鹿児島市内や桜島に泊まることが多く、指宿は、2009年1月の「第28回いぶすき菜の花マラソン」以来、9年ぶり3回目で、今回、宿泊したホテルは、マラソンのスタート地点のすぐ近くだった。

 開催時期は、毎年1月の第二週だが、18,000人のランナーが参加する人気大会だ。コース沿いの池田湖畔には、黄色い絨毯を敷き詰めたように、菜の花が咲き誇り、南国の風情が漂い、開聞岳の遠望は絶景だ。

 しかし、起伏に富んだタフなコースでもあり、レースを楽しむ余裕が無かったことを記憶している。

 名物の砂むし温泉に浸かり、これが最後の指宿かと思うと、感慨がこみ上げてきた。目を閉じ、潮騒の音を聞きながら、これからは何処へ旅行しても、最後の機会と捉える年齢になったと感じた。

 決して、悲観的ではなく、まだまだ未知の世界があるので、どん欲に精一杯、動き回るつもりでいる。

★屋久島紀行③待てば海路の、、、

2018-06-24 08:14:40 | 日記・エッセイ・コラム
 3月中旬、ある旅行雑誌の「高速船で行く!世界遺産屋久島と指宿砂蒸し温泉」(6月17~19日)という記事が目にとまった。

 最少催行人員30名だったので、即日、申し込み、決定通知を待った。しかし、1か月経っても連絡が無いので、問い合わせたところ、「まだ定員に達していない(20名)」状況だった。

 5月の半ばを過ぎ、JRの手配もあり、再度、問い合わせると、「定員割れで催行するか検討中」で、最終決定は、出発10日前と言われ、期待をつないだ。

 しかし、待ちきれずにキャンセルする人が出たようで、6月7日の夜、参加・不参加の最終確認の電話があり、翌朝、「15名で実施」する旨の連絡を受けた。

 その後も台風6号と桜島の噴火で、キャンセルが相次ぎ、最終的な参加者は8名に減っていた。「待てば海路の日和あり」というが、辛抱強く待ったご褒美として、雨具なしで屋久島の自然を堪能できた。
 
 旅行にトラブルはつき物だが、タイミングで、事態の展開が異なることもある。逡巡して、判断の機を逸することが時々あるが、迷った時は、前に進んだ方が、残す悔いは小さくて済むようだ。

★屋久島紀行②運を呼ぶ

2018-06-23 08:06:50 | 日記・エッセイ・コラム
 6月17~20日の旅行期間中、台風・噴火・地震・豪雨が重なった悪条件をかいくぐって予定通りに旅行できたことを、私は、偶然の所産ではなく、運を呼び込んだと思うことにした。

 過去、何度も屋久島旅行を計画しながら、果たせなかった原因は、縄文杉やウイルソン株を制覇しようと欲張った点にあり、今回、天候に左右されるハードなトレッキングを避け、日帰りツアーに切り替えた。

 縄文杉まで行くためには、島内で二泊必要で、延泊も覚悟すべきだが、バスで標高1,200mにある紀元杉やヤクスギランドへ行けば、270haの広大な自然休養林に4つのコース(30・50・80・150分)があるので、体力に合わせて、悠久の自然を楽しめる。

 一方、屋久島へ空路を選択した場合、ジェットが飛ばないうえ、管制塔がなく有視界飛行なので、運航スケジュールは不安定だ。屋久島上空まで行って、着陸できず、鹿児島へ引き返すことも珍しくないそうだ。

 なお、前日、高速船が全便欠航した影響で、乗船できない人がいて気の毒だったが、私達は、ホテル発着の添乗員・ガイド付きツアーだったので、救われた。

★屋久島紀行①無謀な出発

2018-06-22 08:39:02 | 日記・エッセイ・コラム
 災害情報を入手しても、そのまま旅行に出て、途中で災害に遭遇すれば、軽率のそしりを免れないリスクを承知で、6月17日から指宿・屋久島旅行に出かけ、20日、無事、帰宅した。

 出発前、台風6号の接近情報に神経をとがらせていた矢先、16日に桜島が爆発的噴火を起こし、噴煙が上空4,700mに達したと報道され、一瞬、躊躇した。

 しかし、この機会を逸すると、もう屋久島へ行くことが出来ないとの思いが強く、指宿へと向かった。

 ホテルにチェック・インした時、台風の影響で屋久島行きの船便が全便欠航しており、「明日どうなるかは、翌朝7時半に判明」と告げられ、後悔した。

 翌18日朝、途中引き返しの条件付きで、指宿港から屋久島行きの高速艇に乗った同じ時間帯に、大阪ではM6.1の地震が発生した。20日には、九州南部の豪雨で九州新幹線が出水・川内間で始発から運休した。運・不運は紙一重で、「1日ずれていたら、、、」と思うとぞっとする。

 日本の世界遺産第1号の持つ神秘のパワーが乗り移ったかのように、雨具を使うことなく、念願の屋久島上陸を果たした。ほかにも、悪条件が重なったにも拘らず、スケジュール通りに旅を終えた幸運に感謝!!。
 

★第4回金沢マラソンの出場権獲得!

2018-06-16 09:40:46 | スポーツ
 10月28日に開催される「第4回金沢マラソン」の抽選結果が届き、4回目でついに当選した。連続落選者に対する救済措置があったので、ある程度予想していたが、実際に当選通知を受けるとやはり感慨深い。

 しかし、出場するかどうか迷っていたが、走友の「途中棄権覚悟でいいじゃないか?」との助言で、踏ん切りをつけた。

 古希記念以来、5年ぶりのフルマラソンで、不安が先立つが、最後のチャンスでもあると思う。

 明日からの指宿・屋久島の旅行明けから気合を入れ直して、トレーニング計画を練りたい。
★”没イチ”人生
 第3回金沢マラソンの出場権を逃がし、当面、リハビリに専念しようと思いつつ、日が変わって、言いようのない虚しさを感じている。 ふと、4年前、同期入社の同窓会を開いた時、奥さんを......
次回更新は、22日の予定。