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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★憂国

2018-06-13 09:17:39 | 日記・エッセイ・コラム
 米朝首脳会談の成果は、立場によって受け止め方が違って当然だが、一回の会談で、全てが解決すると期待する方がおかしい。

 評論家は、非核化への具体的なプロセスが不明確だと批判するが、私は、半年前まで、一触即発状態だった両国が、正常化の道筋をつけることで合意したことすら、信じがたい出来事だ。

 むしろ、非核化に要する費用をアメリカは負担せずに、日韓で支援するとトランプ大統領に言われても、なお、「拉致問題に言及したことを感謝する」と発言する安倍総理の卑屈さを懸念している。

 こんな軟弱な外交姿勢では、「解決済み」と主張する北朝鮮相手に勝ち目はないし、荷を下ろしたアメリカが、当事者能力の発揮を求めるのは明白だ。

 それよりも、韓国・中国・ロシア政府が、日本の外交力を見透かしている気がしてならない。