プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★私のクリスマス

2017-12-25 09:55:12 | 日記・エッセイ・コラム
 クリスマス・イヴが明けて、今日は、クリスマス。24日であろうが、25日であろうが、楽しく過ごすことが出来れば、平和な証拠であり、それはそれで良い。

 しかし、私にとっては、25日に新しい身内が誕生した貴重な日として、感慨深く受け止めている。

 ついては、2008年12月26日、次女が、ニュージーランド人とダニーデンで挙式したのだが、その前日、先方の両親の自宅へ招かれた。彼らにとってクリスマスは特別の日。初対面の私たち夫婦を招待してくれたことに深く感謝した。

 ホームパーティには、香港やシドニー等に住む兄弟・知人等が集まり、バーベキューで盛り上がった。クリケットを教えてもらい、彼らのフレンドリーな国民性に緊張感が消えた。
 
 日本人は、外国文化への順応性が高く、X´マスだけでなく、近年、ハローィンも盛大になって来た。さらには、クリスマス・マーケットやオクトーバー・フェスタまで登場すると、現地で味わった貴重な財産を侵害された気分で、苦々しい思いになる。

 イベント性を否定するつもりは無いが、度を過ぎると日本文化の独自性が失われないかと危惧している。
★経済一辺倒政策に歯止めを!
 ベルリンのクリスマス・マーケットにトラックが突っ込んで、多くの死傷者を出したニュースに、私の数少ない楽しい思い出が吹っ飛んだ。 近年、日本でもクリスマス・マーケットが開かれ、......

★風化

2017-12-24 10:10:28 | 日記・エッセイ・コラム
 糸魚川の大火(12月22日)から1年を経て、街は少しずつ復興に向けて動き出したニュースを心休まる思いで見た人は多い。しかし、時間の経過と風化を感じさせるニュースもあり、複雑だ。

 今や全国各地で華やかに彩りを添えるイルミネーションの元祖は、1995年12月に始まった神戸のルミナリエ。資金不足で継続困難な事態に陥っている。

 募金の呼び掛けに対して、見物客の若者は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めて始まったことを知らず、「イベントと思っていた」と答えた。

 被災した友人を訪ねて、一緒に見物したのは2000年だったが、あまりにも多い人ごみに揉まれて身動き出来なかった。当時は、全長約800m近くあったが、今年は270mに縮小されたとか。

 今日は、クリスマス・イヴ。楽しく過ごす人もいれば、忌まわしい思い出を引きずっている人もいる。

 我が家は、もう20数年、夫婦だけのイヴを迎えるが、ケーキを買うわけでもなく、特別な日ではない。

 毎年、過熱気味のクリスマス特集番組に人間社会の悲哀を感じている。
★糸魚川大火と思い出
 昨日の糸魚川市の大火で、忘れかけていた古い記憶が蘇った。 当金沢市で、明治以降で最大の火災は、「彦三の大火」。私が生まれる16年前の昭和2年4月のこと。消失面積は、およそ18......
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★だんだら遊び

2017-12-23 09:20:27 | 日記・エッセイ・コラム
 ローカル新聞の「段駄羅(だんだら)」遊びの記事を読んで、知らないことの多さに恥じ入った。

 「段駄羅」は、江戸時代に能登輪島で、漆塗り職人を中心に流行した「五七五の短詩型文芸」で、言葉の二重構造を楽しむもので、復活の兆しがあるようだ。

 形式は、俳句や川柳と同じ五七五で、中の七音に二つの意味を持たせて、詠むもじり句と言える。

 例句として、「呼び出され 至急出る家(四球で塁へ)ゆっくりと」は、 野球ファンならガッテンの名句。「甘党は 羊羹が得手(よう考えて) 置く碁石」は、辛党の碁仇の作?

 「夜学生 両立苦労(料理作ろう) 君のため」などは、涙ぐましい。また、「お年寄り 超高齢化(兆候、冷夏) エルニーニョ」は、現代の風刺で傑作だ。

 輪島市では、商工団体が中心になり、「だんだら遊び」復活の取り組みを始めたが、貴重な伝統を守り抜くことで、経済の活性化につながれば素晴らしい。

 私も一句と思ったが、結構難しく、ギブ・アップ寸前で、ふと、相撲協会のだらしなさを思い浮かべた。「届かない 高嶺の花に 木を使い(貴乃花に 気を使い)」。二の句が字足らずでオソマツさま。

★フィッシング・メールの執拗さ

2017-12-22 09:30:29 | 日記・エッセイ・コラム
 12月16&17日に、フィッシング・メールの手口を紹介したが、昨日、同じ会社名で、新たな内容のメールが届き、その執拗さに驚いている。

 企業名を伏すが、メールの抜粋を紹介するにあたり、【】内の文言は、原文通りなので、ご参考に!

 【本メールは、2017年11月30日(木)時点で、Rカードのお客様情報に誤りの可能性がある会員様ならびに、追加登録がまだ完了されていない会員様へお送りしております。行き違いの場合もございますのでご了承ください。】
(中略)
 【弊社からのメールを希望されない会員様へも重要なお知らせとして配信しております。誠に勝手ながらこのお知らせメールの配信停止はいたしかねますので、何とぞご了承ください。】

 【下記URLより「お客様情報の照会・変更」画面にログインしていただきますと、お客様情報の変更、ならびに追加登録が必要な項目についてメッセージが表示されております。】

 もちろん、送信元は実在する会社で、流し読みすると、一点を除き、不審な点が見当たらないが、誘導に従うと、最終的に個人情報を盗まれる羽目になる。

 今日は「冬至」。煩わしいフィッシング・メールから解放されるように、南瓜や人参・蓮根・銀杏などの「ん」がつく物を食べて、運気回復を期待したい。
 

★車の断捨離:番外編

2017-12-21 09:54:24 | 日記・エッセイ・コラム
 「弁当忘れても傘忘れるな」は、雨が多い金沢らしい言い伝えだが、日本一、雨量が多いわけではない。しかし、冬場の天気は、急変するので、やはり傘は必携だ。

 先日、好天だったので、傘を持たずに外出したら、30分も経たない間に黒雲が広がり、1時間後にはみぞれまじりの土砂降りに見舞われた。バス停で寒くて震えていたら、同年配の女性が、声をかけてきた。

 「この前、駐車場でアクセルとブレーキを間違えて、ぶつけてから車をやめた」と言うので、日頃、疑問に感じていたことを尋ねたが、「どうしてだか自分でも分からない」と答えた。

 原因が分からないから車を止めるというのも、道理に適っているのかも知れないと妙に説得力を感じた。

 今日も、天気予報に反して、薄日が差しているが、傘持参で出掛けようと思っている。
★高齢ドライバーの「断捨離」:番外編
 物を捨てる時、愛着を絶ち切るのは難しいが、プラス思考にシフトすると、展望が開けてくる。 旅行に出て、車がないと行動範囲が狭くなるし、荷物を運ぶのも面倒だと言うのは、マイナス思......