プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ハウステンボスへの道

2017-12-01 09:37:40 | 日記・エッセイ・コラム
  小豆島からハウステンボスまでの移動は、乗り継ぎの連続で、土庄午後1時40分発の高速艇で高松に渡り、ハウステンボスに到着したのは、午後8時半だった。

 レースと長時間の移動で疲れた妻は、シャワーを浴びて早々に眠りについたが、私は、天然温泉で疲れをいやした。ハウステンボスは、昼と夜でまったく別の表情を見せるので、イルミネーションで浮かび上がる園内を眺めながらの「ひとり酒」は格別うまかった。

 さて、ここの入場者数は約300万人は、ディズニー・リゾート(約3,000万)、ユニバーサル・スタジオ(約1,500万)に次ぐが、基本コンセプトに違いを感じた。

 TDRやUSJが、大人から子供まで全世代向きのアトラクションが多いのに対して、HTBは、全体をヨーロッパ調、特に、オランダの街並みを再現しており、街の景観を楽しむ大人向けのテーマパークの印象。

 ヨーロッパの雰囲気を味わえるが、だまし絵で奥行きを出しても、歴史のひだが街の景観に溶け込んだ本物だけが持つ重厚さは感じられない。地理的ハンディもあり、リピーターを増やすのは難しい気がした。

 私のお勧めは、ポルセレイン・ミュージアムで、中国の陶磁器で飾られているベルリンのシャルロッテン宮殿の磁器の間を、日本が誇る有田焼で再現したアイディアに感服した。