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時悠人chosan流処世術

★ざれ言収め

2017-12-31 09:55:57 | 日記・エッセイ・コラム
 カレンダーを取り換えようとしたら、「干支」の解説が載っていた。「干支」と書いて、一般的に「えと」と読むが、「かんし」とも読み、正確には、十千と十二支を組み合わせた最小公倍数の60を周期とする数詞とあった。

 「十千」は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸を指し、「十二支」は、通常使われる子・丑・寅・・・・・。「還暦」は、「十干十二支」がもとになっており、60年たつと生まれた年の干支にもどるという意味とあった。

 もう一度生まれ変わって出直すという意味で、赤子に着せたちゃんちゃんこを贈って祝ったようだが、長寿化した現代では、あまり有難みを持たない。

 さて、桃太郎の鬼退治では、家来にした動物は、「犬・猿・雉」の順で、十二支と違う。面白半分で調べてみると、陰陽五行説が飛び出して、もっともらしい解説が登場する。真偽は別として、昔話に学ぶところが多いと感心した。

 キビ団子ならぬ雑煮を食べて、良い新年を迎えられんことを祈りつつ、ざれ言収めにしたい。