プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★風化

2017-12-24 10:10:28 | 日記・エッセイ・コラム
 糸魚川の大火(12月22日)から1年を経て、街は少しずつ復興に向けて動き出したニュースを心休まる思いで見た人は多い。しかし、時間の経過と風化を感じさせるニュースもあり、複雑だ。

 今や全国各地で華やかに彩りを添えるイルミネーションの元祖は、1995年12月に始まった神戸のルミナリエ。資金不足で継続困難な事態に陥っている。

 募金の呼び掛けに対して、見物客の若者は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めて始まったことを知らず、「イベントと思っていた」と答えた。

 被災した友人を訪ねて、一緒に見物したのは2000年だったが、あまりにも多い人ごみに揉まれて身動き出来なかった。当時は、全長約800m近くあったが、今年は270mに縮小されたとか。

 今日は、クリスマス・イヴ。楽しく過ごす人もいれば、忌まわしい思い出を引きずっている人もいる。

 我が家は、もう20数年、夫婦だけのイヴを迎えるが、ケーキを買うわけでもなく、特別な日ではない。

 毎年、過熱気味のクリスマス特集番組に人間社会の悲哀を感じている。
★糸魚川大火と思い出
 昨日の糸魚川市の大火で、忘れかけていた古い記憶が蘇った。 当金沢市で、明治以降で最大の火災は、「彦三の大火」。私が生まれる16年前の昭和2年4月のこと。消失面積は、およそ18......
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