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時悠人chosan流処世術

★「逆も真なり」

2018-04-13 07:56:29 | 日記・エッセイ・コラム
 現国会の混乱は、全てを官僚の責任にして、政治家がそれを糺す構図になっていることを奇異に感じる。

 内向き志向型の官僚が、積極的に法を犯す危険を冒して、どんな利益があるのかと考えれば、「逆も真なり」で、一連の不祥事の裏側が見えてくる。

 「記憶の限り」VS「記憶にない」の違いを持ち出すまでもなく、国民は、大半の公務員が、所与の業務を忠実に遂行しており、出張の復命書に嘘を書かないことも知っている。

 そもそも「火のない所に煙は、、、、」で、森友・加計問題の火元は、ともに安倍総理&夫人の身辺にあり、官僚機構のあい路ではない。

 社会環境の変化に迅速な対応が必要だとして、「ねじれ解消」を訴え、政権を担った安倍総理が、「決めなくてよいことを決める」政治をしたのでは、「ねじれ」に戻って欲しいと思いたくなる。

 アナログ世代の政治家が、後継者作りをする限り、IT/IOT時代に相応しい政治家が誕生しない。

 徹底した若返りを断行し、行政の執行過程を透明化する組織を構築する以外に、再建の道はなさそうだ。