プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★気紛れな時悠人

2007-04-25 09:53:13 | 日記・エッセイ・コラム

 落雷で故障したテレビに替わってハイビジョン・フルスペックの最新型が届いた。セッティングが終わって、スイッチを入れたら、最初に映し出されたのが、宮崎県知事のギョロ目のアップ。

 インタビューで、「私が失脚するとしたら、唯一、観光政策で年率5%の成長と誤記したこと」だと笑い声で釈明。4年間の任期中に観光客を5%増加させると書くつもりが、1年間で5%と間違ったために、マニフェスト違反で失脚すると解説し、旅行代理店の誘致活動を展開していた。彼一流のギャグで受けを狙ったものだが、最近、元の芸能人の顔が前面に出すぎて食傷気味になった。当選後、3ヶ月も過ぎた現在、マスコミ迎合ではなく、政策面での厳しい切込みが必要なはず。

 とりわけ、「定例記者会見は不要」との発言は、形骸化している現状を皮肉ってのものだろうが、不勉強さを露呈した。本来、記者クラブは、報道各社が結成した組織で、取材・報道の自由の観点から定例記者会見を開催する筋のもの。知事の都合が優先されるものではない。知事側に、戦略的にマスコミを活用する知恵が無いから形式的になっていることを認識すべきだ。

 「宮崎を変えんといかん」と言って登場した際、応援を兼ねて、12月の「太平洋青島マラソン大会」に出ようと計画したのだが、一気に熱が冷め、止めることにした。誰に迷惑かける訳でもなく、気紛れなのが長さん流でもある。