プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★華麗に加齢を!

2007-04-19 10:06:17 | スポーツ

 昨日、一人の走友からメールが届いた。昨年秋以降、レースで姿を見かけず心配していた矢先だった。2月に手術のため入院し、リハビリに努めていたと知らされた。

 走れぬ期間、過去29年間に走った全記録を分析して、今後、如何にして体力の減退を遅らせるかを考えていたとか。触発されて、私もこの機会に過去のレースをまとめてみた。走り始めたのが1997年の54歳。今年は10年目の節目であり、退職後まる5年でもある。

 さて、ささやかな私の走歴をみると、「10キロ:34回、ハーフ:26回、30キロ:4回、フル:19回、その他:6回」の合計89レースだった。これは、完走回数なので実際に走ったレースは、もう少し多い勘定になる(フルで7回、ハーフで2回途中棄権)。

 初レースは、走り始めた翌年3月の10キロで、1999年10月にハーフに挑戦。3年目からはハーフとフル主体になり、10キロは年に1度程度に減った。走る度に記録が伸びる時期だった。とりわけ、4年目の2001年は、年間12レース中フル7回、ハーフ4回、10キロ1回と一番充実した一年だった。

 あくる2002年2月、会社の仲間が送別会を兼ねて一緒に走ってくれた「第31回いかるがの里・法隆寺マラソン」(ハーフ)を最後に、1年半のブランクに入った。復帰は、2003年8月の10キロで、62分32秒。初レースの60分00秒にも及ばなかった。その後のレースでは、各種目とも以前のようなタイムで走れることは無くなった。

 私がマラソンに魅力を感じるのは、誰にも一切のハンディがなく、練習以上の結果が出ない競技であることと、自分の世界に埋没できるからだが、スタート前の華やいだ光景も好きだ。ランナー同士が交わす会話は、決まって最近の調子や目標タイムなどの他愛のないもの。短い時間だが、お互いに元気を分け合い、かさばらない土産を記憶にしまいこんで、走り出す。元気でいればいつか必ず、どこかでまた会えると信じて!!