プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★書初めア・ラ・カルト

2007-01-11 10:21:00 | 日記・エッセイ・コラム

 この時期、いたる所で書初め展が開かれているが、それぞれに特徴があるので興味深い。字の巧拙を評する趣味はないが、文言には書いた人の思いが込められているので、つい立ち止まって見入ってしまう。

 私が通うフィットネス・クラブでも「新春書初め展」を開催中だ。ジムに通う人の書初めだけに、「健康第一」とか「家内安全」といった健康志向の作品が目立つが、それ程、ユニークではない。読み進めるうちに、楽しい作品に出会った。

 「筋我信念」は、もちろん「謹賀新年」の当て字だが、マッチョを目指す若者の決意の程が伝わってきて秀逸だ。「我れ一筋に筋肉マン」との信念でトレーニングに励むのだろう。次に、「貯金より貯筋」。これもお金を貯めるよりも筋肉をつけたいともじった作だが、「お金よりも健康第一」との思いがひしひしと伝わり、病院通いから抜け出せない私には、余計身につまされる。

 ほかにも、「猪突猛進」とか「マラソン一直線」等、干支にちなんで目的に向かってまっすぐに進む決意表明が多々見られた。私の場合、「とし相応に」とするか「挑戦」とするか迷うところだが、”時悠人”らしく、「心のおもむくまま」がもっとも相応しいかと思っている。