植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ボードゲーム会(2014/7/6)結果 <ゲームレビュー>

2014年07月07日 21時02分39秒 | ゲームシステム
日曜日にどれほど笑っただろう・・・
本当にボードゲーム・カードゲームで楽しい1日を過ごしました。

萌札/哀愁旅館きたぐに
これはかなり危険です(笑)。私の萌ポイントが暴かれまくりです。
こちらGMで出ているのは知っていましたが、内容を把握した上でパスした作品だったのですが、こんなにも楽しいとは思いませんでした。
親は、子2人がそれぞれ出した、3枚づつのカードに書かれた萌言葉を見て、どちらに萌るかを言うことで勝敗を決し、予め掛けていた掛け金分貰ったり没収されたりすると言う単純なゲームなのですが、ポイントはとんでもない数のカードで構成され、3枚の組み合わせは膨大です。そして意外な言葉がその人の萌だったりして、それが暴かれていくのです!
と言うことで私の「ゾンビ萌」が暴かれてしまいました。(笑)


エセ芸術家ニューヨークへ行/オインクゲームズ
似たゲームでがちゃがちゃさんのスタンプグラフティーを遊んだことがありますが、こちらが先に出ていますね。今回遊ぶ機会に恵まれました。
これ、参加者の中で1人だけお題を知らないエセ芸術家が居て、エセは他の人が書いた絵(一筆書き)から回答を類推して知ったかぶって同じように書いていきます。普通の芸術家は、お題そのままを書いてしまうとエセにお題を知られてしまい、逆に分からないのを書いてしまうと自分がエセだと思われてしまいます。
エセを当てるゲームであり、エセはお題を当てるゲームなので、お題をどこまで書くかが良いジレンマになっています。
ミソは、お題を知っている芸術家同士なら、意外にちょっとした図形でもあーーあれを描いているんだと想像でき、意思の疎通が図れること。それが図れないものを描いているのがエセです!



集団面接/ひとじゃらし
今回参加されたひとじゃらしさんの作品です。無理言って遊ばせて貰いました。こちらも凄かったです。飛んだり跳ねたり、ポーズを取ったり・・・まあまあいろいろなことをやりました。(笑)
親が面接官になり、6枚のカードにポイントを付けます(5,3,1,-1,-3,-5)。カードにはウインクするとか、ジャンプするとか、相手に触れるとか、褒める、話しかけるなど色々な動作が掛れており、面接官はわずかなヒントだけを言って、他のプレイヤーはそのヒントを頼りに、5点や3点に配置された動作を当てるゲームです。
前の人が高得点をとると、それと同じことを行うと同じ得点を得られるハズなのですが、わずかな違いから同じ特典にならないこともあります。例えば前の人が両手を上げたけど、それは両手を挙げたことで、掌を見せたことで得点を得たのであれば、単に両手を上げることを真似ても掌を見せなければ得点になりません。
こんな僅かな違いをなんだなんだ?と想像しながら当てるクイズのようなゲームでした。



トランプタウン/なまはむ
この日遊んだゲームの中で、がっちりとしたルールのゲームです。こちら街を建設していく拡大再生産でかつ、いろいろな資源を使うので、リソースマネージメントかつ、ランダム要素として相手とのカード(トランプ)のバッティングを組み合わせたゲームシステムになっています。
かなり作りこまれているルールです。特にコマンドを実行する為に出すトランプが相手とかぶると効果が低くなり、かぶらないと高い効果を得るようになっているのと、自分の所持するカードを建設して場に出しても、優先権(独占)が与えられるだけで、他の人もその建物を利用できるので、建物はすべて共通なのです。さらにその優先権さえも自身の意思で破棄せざる得ない状況に陥ります。
これは凄い発想でした。拡大再生産って自身の建物とかが増えて、それが有利になるのに、それはほぼなく、一時的に有利になるだけ。。。その僅かな有利を利用して、上手くリソースを集めて、勝利ポイントを稼いでいく・・・そんな感じのゲームです。つまり拡大再生産部分は相手との差にはなりにくく、どちらかと言うとリソースマネージメントで相手との差を生み出す・・・そんな仕上がりになっています。


以前に、開拓王を遊んだレビューも書きましたが、本当に色々な拡大再生産ゲームが出ており、そしてどれも違った趣向になっています。自分が今作っている拡大再生産が他の人にとってこれらに並べる評価になってくれるか・・・祈るばかりです。
QLOOKアクセス解析
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 放課後さいころ倶楽部 | トップ | <ゲームレビュー>キャッス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ゲームシステム」カテゴリの最新記事