カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

ドヨヨーン

2014-08-30 14:10:18 | インポート
ドヨヨーン
ドヨヨーン
ドヨヨーン
ドヨヨーン
ドヨヨーン
いきなり涼しくなって体は楽だ。久しぶりに風呂に入った。ずっとシャワーだったので。




天気もやっと雨降り。収穫くらいで大した作業はしていない日々。 周囲は稲刈りがほぼ終了した。


祭り鬱とでも言うのか、なんか嫌になってしまってここ数日落ち気味。

その合間に棚田黒米はイノシシにまた入られた(2度目)。

ネットの下の草が伸びてネットごと持ち上がったところをもぐられた。

こういう時に、とか思いながらすそをUピンで止めて、竹酢液など周りにまいておいた。




すでに半分くらいは倒された。あと一週間ぐらいで刈ってしまおう。収穫までいけるかどうか。





このあたりのお祭りの元締めであるこの集落。


先導してこまごまと進行を調整する役を世話人と言うが、それは代々年功序列でこの集落から出ることになっている。



どこの田舎も同じで人不足。で、僕のようなよそ者も参加させられているが、 自分も出世コースにのって、あと5~6年で自分がこの8集落の大部隊の世話人になりそうらしい。





僕は6年目の幟さしとなるが、この祭りでは、若者たちが演じる棒術という剣術が県の重要無形文化財に 指定されている。

だから地元の人達は、子供の頃からずっと参加してきた人ばかりなのだ。僕なんか始めっからお神輿の次の 先頭で、後ろの笛太鼓がどういう風になっているかもよく知らない。


9月だけで土日5回は準備、飲み会。


お祭りの役と、集落の役と、自分の土地の管理、農作業、大変だなぁと、ため息ばかり出てしまう。

簡単に逃亡できればいいのだけど、がんじがらめになってなかなかそうはいかない。



外では先輩や仲間たちに愛想よくして、もう家ではブスッとして酒飲んでる。



きちんとここでの役を一通り終えるのには、最低でもあと8年くらいかかる。



「世間」ほど人を強制するものはなく、田舎では法律よりも優先する感じだ。


「やりたくないからやりません」では通らないのが田舎である。





マメハンミョウのいなくなった大豆と、間引きながら土寄せした蕎麦。



また余り出したミニトマトをトマトソースに。ゴーヤもそう毎日じゃ食べきれないので


佃煮などに。オクラはそのまま冷凍。ピーマン、しし唐、青唐、なども元気。




本田トヨサトはそろそろ出穂。



イノシシや鹿が集中するので、そろそろまたイルミネーションライトでも回さないと。


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