カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

5窯目(昨日)

2014-03-13 14:12:34 | 炭焼き
5窯目(昨日)
5窯目(昨日)
5窯目(昨日)
5窯目(昨日)
昨日は結局やはり4窯目と同じぴったり13時間かかって、最後の見回りが11時頃。

風呂入って寝てしまった。

しかし・・・同じ木とは言え、切った部分も幹や枝と違うのに、ぴったりと 同じ時間かかるとは不思議なことだ。

少し早目に8時前スタート。

炭化の始まる温度まで上がるのに、4時間。この間は枯れ枝などを窯口で 燃やしながらずっとうちわであおぐ。

そして炭化に9時間。

午後は急に風が出て、夕暮れ以降は結構寒くて、6時半頃にはめげて いったん家に入って軽く一杯やって(笑)再び外へ。 家のすぐ横に作ったのはこういう理由。

結局煙が透明になって止め窯にしたのは8時50分。

ベトで窯口と煙突(小窯)をすべて密封。


今日の雨に備えて11時前屋根(トタン板)をかぶせて終わりとした。

なんかいよいよ「変わり者」って気が自分でも少しするけれど(苦笑)、 普通でなくちゃいけない、というのは骨の髄までしみこんでいて・・・ 皆外で一生懸命働いてお金稼いでるのに、僕はこんなこと一日やって どうしようもないやつだなぁと、一日何十回も「もう楽になりたいな」とか 思いつつ。

まぁでも炭焼きは、2年くらいかかって心で温まってきた僕なりの木の始末の一つ。 切るだけでは申し訳ない。使わねば。 薪ストーブなんかとても僕らには高くてつけられないからね。


炭焼き窯って本格的なのは250kgとか一度に焼けるんだけど、 一人では作るのは大変で、ドラム缶窯で取りあえずごまかしてしまうあたりが 僕のスケールの小ささだなぁ。