午前中は納屋の屋根の修理。
母屋でないので、風水害でも火災保険がおりないので自分で直すしかない。
と言っても高所恐怖症なので、はしごがかかるところのトタン屋根を ステン釘で打ち付けただけだけど。
風が強く吹くと、端っこがめくりあがりそうになっていた箇所があったので。
午後突然親父から電話。
80台になって昨年突然駅前のマンションをポンと買ってしまった両親、今日は鍵の 引き渡し日だったそうな。
で、「防かび塗装をしませんかという業者が部屋まで回ってきて、21万円ほどの 塗装工事を依頼した。老夫婦だから息子の承認が必要だから、お前の電話番号を 教えておいた。夕方かけて来るだろうから承認しといてくれ。わかったな」って感じ。
「えっ?新築マンションなのに更にそんなのが必要なの?承認された出入りの業者なの?」って聞き返すと 「販売の担当者も居たんだから、黙認されてるんだろう。21万くらい だまされたっていいんだ。」って機嫌悪くなりそうになってのたまう。
全くやりにくいなぁと思いつつ、相手の教えた会社の名前と携帯、会社の番号を控えて
その場は切った。
どうみてもおかしいので、そのマンションのサイトから売主の会社を調べて担当者に電話。
途中僕に来客があったりして、時間がかかったんだけど、その間に先にくだんの工事会社から電話。
色々聞くと、「毎日部屋の壁の水拭きをするような方のためのクロスの工事と、4年くらいもつ浴槽の 防かび工事。見積もりを取っただけでまだ契約ではありません」と口調は丁寧な青年の声。
「お宅は売主に承認された業者なの?必要な工事なの?」と僕が聞くと、「どうしても必要って わけではありません。出入りの業者ではありません。そばで抽選会くらいはしたことがあります」と。
僕「じゃこの電話で承認するわけにはいきません。今売主さんにも問い合わせてますので いったん保留とさせて下さい」と電話を切った。
その後売主側の担当者から電話をもらってわけを話すと、その若い女性の担当者が言うには、
「今日の鍵の引き渡しの日みたいな日には、オートロックが全解除になるので、そういう訪問販売の業者がどうしても入り込んでしまう。 皆さんには注意してくださいねとお伝えして鍵をお渡ししているのですが。そういう業者ってわざわざ売主の社員が 着ているのとそっくりなユニフォームを着て入り込んでしまうのです。不必要な工事です。やめた方がいいです。 息子さんが気づいてよかった。ありがとうございます。すみません。」というようなお話だった。
で、早速親父に電話。
「怒らないで聞いてよ。訪問販売の業者で不必要な工事らしいよ。断っていい?」と聞くと 「そんな気もしたんだよな。断っていいよ」
僕「親父さぁ、21万捨てるくらいなら俺にくれよな」 親父「今度2100円くらいやるよ」
むっ。
もちろんその訪問業者にはすぐさま電話して、はっきりとお断りした。
ブログには書かなかったけれど、先日は僕をかたった明らかな振り込め詐欺の電話を 見事に見破って撃退した84歳の親父。他人を信用しない人で(むしろ小馬鹿にしてる人)、そういう点では 安心していたのだが、今回はうまく入られてしまったようだ。危ない危ない。
そういう年齢だよなぁ。
僕という長男がいて本当によかったね。 ↑誰も言ってくれないから自分で言っておく。(笑)
10万くれ!