ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

風通しの悪さ

2012-08-06 08:06:00 | オーラソーマ

昨日は、オーラソーマって宗教なのか?ということについて書きました。

その件について結論を出したいわけではないのですが、1つだけ危惧することがあるからです。(っていうか、結論は「宗教ではない」に尽きると思いますけれど。それでも、昨日のようにそもそも宗教とはなんだったけ?というところから考えると、ちょっとわからなくなっちゃうんですよねぇ。)

宗教とか教祖のような絶対的存在がいる組織って、風通しが悪くなりますよね。

オウム真理教だって、麻原がどんなトチ狂ったこと言ったって、その宗教自体を信じている間は、言っていることがすべて正しく聞こえちゃったわけでしょ、信者のみなさん。

それがイヤなんです。

正直に言って、今の状態でも十分にオーラソーマという組織は風通しの悪い組織だと思います。

言いたいことがあっても言えない、というのとはちょっと違います。

言いたいことがあるときに、どこの誰にそれを訴えればいいのかがわからない組織、窓口や受け皿のない組織だ、と思うんです。

私がレベル1~3までを習ったとき、どれだけティーチャーから、

「それは私に聞いてもらっても仕方がないことなの。イギリスがそう決めたことだから。もうそういうものなんだ、ってただ覚えてちょうだい。」という発言を聞いたことでしょう。


そのとき私はびっくりしました。

それまで私は比較的中部では社員数の多い、規模の大きな会社に在籍していましたから、役職が下の者に対して上の者は絶対的に説明義務がある、と思っていたからです。

事実、その会社ではそのようにしてきました。

課長に仕事でわからないことを尋ねたとき、

「そんなこと俺に聞いてもらってもわからないよ。それは部長に聞いてくれ。」とか、「つべこべ言わずに、ただ作業にかかれ。」なんて言われたことはありません。

そりゃあ、別の課のことを聞かれたってわかるわけはないでしょうが、自分の持ち場のことを把握していない上司なんてどんだけ能力のない奴だ、ってことになるじゃないですか。

そんな当たり前のことは誰だってわかっていますから、仮にそのとき課長が答えられないとしても、その件に関しては責任をもって自分が調べて、そしてその部下には自分から直接話すことでしょう。

それがオーラソーマでは当たり前のようにスルーされるのか!と思ってびっくりしたのでした。

そして、ひそかに(私だけはそうはなるまい。)となるべく疑問を持ち越さないようにしてきたつもりです。

まだ私はティーチャーではありませんが、自分がティーチャーになったときに来てくれた生徒さんに、

「あぁ、それはね。私もあなたと同じ生徒だったときに、ティーチャーからそれは私に聞いてもらっても仕方がないことなの、って言われたの。だから私も同じようにあなたにそう言うしかないわけ。」とは絶対に言いたくありません。

それでも、持ち越してきてしまった疑問は山ほどあるような気がします・・

だから、オーラソーマを知ったばかりの人の無邪気で素直でストレートな質問や疑問に出くわすとときにドキッとし、時に「あぁ、そうだった。そうだった。私もかつてはそこをおかしいと思ったのに持ち越してきてしまった。」と新鮮に感じたり・・

会社に在籍していたときは、仕事の内容のことではなく、「こういう扱われ方はおかしいのではないか。」ということがあれば、人事や労働組合などその問題に応じて、これはあそこの門を叩けばいいな、ということはわかりました。


しかし、オーラソーマではどうでしょう。

教科書のことでわからないことがあったとき、ティーチャーが「そんなこと私に聞かないでよ。」と言う。

でもまぁ、50歩譲って、ならば、と教育機関であるアザイアクトに尋ねる、という手もあります。

しかし、アザイアクトに尋ねるには電話かメールになります。

どうしても、簡潔なやりとりになるので、もう少しニュアンスというか、汲み取って欲しい部分はあるんだけどなぁ・・と不満が残ることもあります。

ましてや、教科書に関するようなことではないことでの疑問や不満などはどこにそれを言えばいいのか、皆目見当もつきません。

っていうか、ない。

日本にないだけで、あぁ、英語がしゃべれたら、イギリスにはそういう窓口があるんだけれどな、ということも私の知る限りない、と思います。

もう、たまたま授業を受けたときの休憩時間にでも、直接マイク・ブース本人に言うしかないっていうのが実情でしょう。


たぶん、マイクはオーラソーマの組織をあまり大きなものにしたくないのだ、と思います。

自分の知らないところで尾ひれがついたような情報が流れたり、組織が大きくなることによって硬直化することを防ぎたかったのではないか、と推測します。

けれどそれが結果的に、かえって風通しが悪いことになっている、ということがたまには耳に入ってくる、ということやご自身で思うことはないのでしょうか。


そんななかで、もしオーラソーマが宗教のような組織でいいんだ、ということになったとき(ならないと思うけど)、もっと風通しが悪くなってしまう、それは私はイヤだなぁ、と思ったんです。

宗教なら、その教義なり、教祖なり、一番の伝道者なりの言うことは絶対ですよね。

ものすごい縦割り社会です。


今でも、末端のプラクティショナーは一生懸命、「これはでもこういうことなのかな。」「私にとって今はこうあれ、っていうことなんだろう。」とかいいようにいいように解釈しようとして、なんとかその組織の一員でいるのに、これ以上マイク・ブースが雲の上のような存在になってその一言には絶対的なものがあり、誰も逆らえない、なんていうふうにはなってほしくない。

誤解がないように言っておきますと、マイク自身はそんな人ではないと思いますよ。

私も直接授業を受けて、まじかに接して、実にフランクで子どものようなところもある人だと思いました。

けれど、今現在の風通しの悪さでも十分に、「このことについてはどう考えてもおかしいと思うけれど、でもマイクには何か考えがあってのことに違いない。」というように解釈して、疑問や批判は一切口にしないでおこう、としている人たちが多いというのに、これ以上風通しが悪くなったら、カビが生えちゃうよ。

さすがにこれ以上風通しが悪いのはどうもねぇ、と思うので、そういう意味において私はオーラソーマがやっぱり宗教ではない、というすっくとしたスタンスで居てほしいなぁ、と思います。

なんか今日はオーラソーマにただ夢を抱いている人にとっては、え~? そんなとこあんの、オーラソーマって・・とちょっと引いてしまようなことを書いたかもしれませんが、どんな組織にだって完璧はないから、改善しなければいけない点はあるはずです。

そりゃあいろんな人がいて、集まって、それが組織なんだもの。

いろんな意見があって当然。

あくまで私個人の常々思っていることを書かせてもらいました。






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